200文字小説墓場

呪いのお札（200文字小説）

　俺は霊能力者。

　今日も悩める客が来る。

「これは？」

「呪（のろ）いのお札（さつ）です」

　これを手にした日から頭痛や吐き気がするのだとか。

「ではこちらで処分します」

　客は晴れ晴れとした顔で帰っていった。

　俺は霊能力者。

　今日も悩める客が来る。

「これは？」

「呪（まじな）いのお札（ふだ）です」

　これを手にした日から頭痛や吐き気がするのだとか。

「ではこちらで処分します」

　客は晴れ晴れとした顔で帰っていった。

　俺は霊能力者。

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言葉遊びと200文字制限で遊んではみたものの、話としては意外性がなかったので、まだ足りないと思いまして、没行きでした。