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嘘つき(200文字小説)
今日は四月一日。一年で一日、嘘をついても許されるとか許されないとか。
「お前知ってた? 嘘つきが死ぬと地獄で閻魔様に舌を抜かれるんだってさ」
「そういう話あるけど、なんでかな」
「二度と嘘をつけないようにって」
「へえ。でもそれだったら大丈夫だよな」
「何だお前、今日がエイプリルフールだからってか? それとも俺は嘘つかないとか言うんじゃ」
「いや、嘘つきだったら舌を抜かれてももう一枚あるじゃないか。二枚舌ってね」
なんだかいろんな所で聴きそうなネタですね。
ありふれた言い回しだからかも知れませんが。




