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開いた窓(200文字小説)

 窓を開けて開放感に浸る。

 ああ、世界が広がる。

 この世界は広く眩しすぎる。


 窓から見える景色は、無限の可能性を感じさせた。


 狭く暗い世界に閉じ込められて、僕は部屋の隅で小さくなっていた。

 やることなすことうまくいかなかった。

 涙に暮れる日もあった。


 それがどうだ。そばにある窓を一つ開けただけでこんなにも変わるとは。


 何者にも縛られない僕は自由だ。


「ちょっと、社会の窓が開いているわよ」


 僕は、そっとチャックを上げた。

結局オチが下ネタに行ったので、没。

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