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貼り紙禁止の貼り紙(200文字小説)「再」
とある小説家の抱えるトラブルとは。
※再掲作です。
幼い頃から恋愛漫画や小説を読んでいた。
大きくなってから恋愛に対する知識も増えた。
肉体経験はないものの、それを補って余りある想像力と知識を駆使し、長編の官能小説を書き上げた。
友達は過激なエロシーンに目を白黒させた。
これはいける。
小説投稿サイトに投稿したら成年向けに転送された。
風の噂では出版社が付くような騒ぎらしいが、私は自分の作品すら見ることができなかった。
私は小説を書くことが好きな、ただの中学生。
この物語はフィクションです。実在の人物、サイトとは一切関係ありません。