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一匹狼(200文字小説)
俺は一匹狼。群れるのが嫌いだ。
だから行き帰りの満員電車は我慢がならない。
どうしても冬は厚着になる。
外にいる時はいいが電車は暖房が入っているせいかやたらと暑い。
混んでいるからコートを脱ごうにも脱げないではないか。
だがこの蒸し風呂のような地獄に耐え、ようやく俺は根城へ戻った。
玄関へ踏み入る。
ドアが閉まる瞬間、服を脱いで生まれたままの姿になる。
身体を風が通り過ぎていく。
俺はフリーダム。蒸れるのが嫌いだ。
俺は一匹狼。群れるのが嫌いだ。
だから行き帰りの満員電車は我慢がならない。
どうしても冬は厚着になる。
外にいる時はいいが電車は暖房が入っているせいかやたらと暑い。
混んでいるからコートを脱ごうにも脱げないではないか。
だがこの蒸し風呂のような地獄に耐え、ようやく俺は根城へ戻った。
玄関へ踏み入る。
ドアが閉まる瞬間、服を脱いで生まれたままの姿になる。
身体を風が通り過ぎていく。
俺はフリーダム。蒸れるのが嫌いだ。
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