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大と真と元祖

お読み頂きましてありがとうございます。

「アルメリア教の教祖が亡くなったってよ。ヒロム。」


「そうか、ようやく、くたばったか。あんのばばあ!」


 アルメリア教を設立するのに、いろいろと協力する必要があったのだが、その度にセクハラをかけられて、泣かされていたのだ。すこし安心した。


「それで、困ったことが出てきてな。ばあ・・聖女様のイロ・・いや枢機卿が3人居るのは知っているだろ。それぞれが、独立を宣言してしまったのだ。イズモの大アルメリア教に、チバラギの真アルメリア教、そして、ゲロの元祖アルメリア教だ。」


「そうかやはり、そうなったか。」


「お前はどうするんだ。」


「どうするって?」


「世間では、寵愛を受けていた一人と言われているぞ。お前が、アルメリア教を引き継げば、俺達勇者はすべてそれに賛同する。それで、丸く収まるぞ。」


「そうだな。やっかいな問題を残していきやがったな。でも、俺が引き継いだら、寵愛を肯定することになるんだろ、絶対いやだ!」


「そういうと思ったよ。そうなれば、ここから一番近いイズモの大アルメリアに賛同して丸く治めるつもりだ。お前も賛成してくれるか?」


「いや、俺はゲロの元祖アルメリアだな。あの3人の中で、あいつだけは、攻撃してこなかったからな。あとの二人は、嫌な思い出ばかりだ。」


「すまんな。政治的思惑ってやつで、ここ難波花月から遠いところの教祖はみとめられんのでな。」


「わかった。政治的思惑で下手を打たないように注意するよ。」


「で、ばあ・・・聖女様の死因なんだが、やっぱり脳溢血だったようだ。」


「はあ、ヤリスギってやつか、イロ欲は際限が無くていやだね。」



ありがちな酒池肉林ってやつ。宗教が皆そうだとは言いませんが・・・。

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