不愉快極まりない
休憩時間に現世でのことを想い出していた。
皆誰でもいじめられたことがあるだろう。いじめられたことが無いと思っている人は気が付かなかっただけである。
クスッと鼻で笑われたりヒソヒソと陰口を言われることは当然いじめだ。
私もいじめにあったことがある。身体のコンプレックスがあり陰で笑いものにされていた。目が合うたびに笑われていた。同じクラスと隣のクラスの人。
だから、いじめた相手の名前と顔は絶対に忘れていない。
『ねえねえ、ほら見て』
『うん、笑える』
と言って私と目があうとヒソヒソと会話をしていた。
卒業するまで何年もである。
つらかった。でも幸いいじめるのはあいつらだけだったのでなんとか頑張れた。
社会人になっていじめた一人と偶然ばったり出会ったことがあった。向こうは店の従業員で私は客だ。別に何も声はかけなかった。
時々客として買い物をするので顔を合わせていた。向こうは髪の毛は白髪がまばらに生え、化粧も薄くシミや皺が目立ち同級生には見えないように老けていた。あまりおしゃれに気をつけていないようだ。なんだか私は少し優位な気分で買い物していた。ほんの少し気は晴れていた。
親友から雑誌を借りたことがあった。借りた物はきちんと返すことは当たり前、返し忘れたことは一度も無い。レンタル店や図書館の返却日も1日も延滞したことは無い。
『貸した雑誌を返してもらったかね?』と親友から三度も聞かれた。
絶対に間違いなく返している。一度ではなく三度も聞かれたことで傷ついた。
その後も普通に付き合ってはいたが数年かけて徐々に疎遠にした。
向こうから連絡が無ければ会うことはなかった。
スマホの番号をブロックし絶縁した。
濡れ衣を着せられたことがある。
「先程、大野社長から電話がありました。大野社長が山田はいつもいつも頼んだことが出来ていないからドアホだ。あんたらも大変だなって言ってましたよ」
「あーそんなことを言われたのか」
お得意先の大野社長からクレームの電話があり上司に報告していた。
隣の部屋で盗み聞きをしていた山田さんが私が自分のことをドアホと言ったと別の上司にチクって私が注意されたことがあった。
大野社長が言ったことを私が代弁して上司に報告をしていたのに。完全な濡れ衣である。
山田さんも五線譜と同じで人の話や説明を正しく解釈して行動ができない。文章も読んで理解することできない。同類である。
あー腹が立つ。
医療従事者には患者の守秘義務があるはずだ。知人や親せきに病院勤めの医療従事者はいる。医療従事者たるものは絶対に他人に患者さんの情報は洩らしてはいけないと言っていた。当然だ。
山田の女房は看護師だがペラペラと亭主に喋った。人生で初めて信用できない看護師があらわれた。
「昨日、私が休みの時に上田さんが診察に来たみたいよ、カルテがあったから」と亭主に話したらしい。
山田は勤務先の同僚に「上田さんが女房の病院に行ったらしい」と話していた。上田さんは昨年までこの職場に勤務していた。いくら知り合いでも喋ってはいけないと思う。本人が話題に出すのであれば別だが。
大きな病院の廊下で得意先の社長夫婦が真剣な面持ちで長椅子に座っていたところを見かけたことがある。私はあえて声をかけずに通りすぎたことがあった。目があえば挨拶はしたであろう。
病院はデリケートなことがおこる場所だからあの時、声をかけずに慎重に行動していてよかったと思う。
そのくらい医療従事者でない私が気遣っているのにこの女房は職務怠慢、恥を知れと思う。
こんなおしゃべりな医療従事者がいる病院は信用できない。病名や通院歴を言いふらすだろうと思いこの病院に行かない方がいいと私はすぐ上田さん、身内、友人、知人に連絡した。
上田さんは口が軽い看護師がいる病院は信用ならないから病院を変えたとのことだった。
この山田夫婦は亭主の山田が人の話や説明を理解することが出来ない、文章を読んで理解することも出来ない無能であることは棚に上げて私に散々、濡れ衣を着せてきた。山田に質問をすれば逆ギレされ、会話をしても180度違うように解釈している。当然、説明が意味不明だから会話にもならない。
間違った解釈をして山田が女房にチクり因縁をつけてきた。絶対に末代まで祟ってやると誓いバチが当たればいいと願った。
地獄の人事調査課で働き始めたころ山田夫妻を調査しようとすると、すでに地獄の亡者となり罰をあたえられていた。息子も一緒。
調査報告書を読むと家族で大麻を栽培し販売をして逮捕されていた。あくどい商売をしていて購入者に焼死させられたようだ。相当いろんな人から怨まれていたようだ。
山田一家に直接、罰を与えたいので数年後に移動願いを提出するつもりだ。
でも毎日、調査依頼があるのでなかなか移動は出来ないだろうな。
残念だなと思い新たな調査を始めた。




