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思い出レシピ帳〜お父さんの初めての自炊〜  作者: 地野千塩


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番外編短編・お皿

 あの黒猫を拾ってから毎日大忙しだった。家も猫が住みやすいよう家具の配置を変えたり、トイレやキャットタワー、ベッドの準備で目が回る思いだ。


 それでもミャーミャー鳴いてなつく猫にすっかり絆され、奴隷と化していた。毎日のように写真や動画を撮り、文字通り猫っ可愛がりしていた。


 修司の目尻は終始垂れ下がり、美加子や瑠美もドン引きだった。


 とは言っても美加子も瑠美も猫の可愛さにメロメロになり、修司の家に入り浸っていた。


 ちなみに名前は、クロ子と名付けた。女の子の猫で、「子」をつけた方が良いと考えた。


 今日は、隣町の大きなショッピングモールに行き、クロ子のおもちゃなどをたらふく買い込んだ。家には美加子と瑠美がクロ子の世話をしているが、早く帰りたい。クロ子の背中をもふもふしたい。


 そうは言っても、ショッピングモールは色々な商品が並び、目移りする。


 特に三百円均一のお店は、リーズナブルでデザイン性も高い雑貨があり、修司も何か買いたくなった。


 特にお皿が可愛い。


「お、この皿はクロ子に似てる」


 修司が見ている皿は、黒猫がデザインされていた。足も白く、クロ子にそっくりで、可愛い。


 うちのお皿は妻が集めたものや朝子から貰った白い皿もあるが、この皿も気になる……。


 ここにグリーン系のサラダや茶色い唐揚げを盛り付けたら、映えそうだし、何より黒猫のデザインがいい。可愛いクロ子とそっくりだ。ああ、可愛い……。


 無駄遣いという事は重々承知しつつ、この皿を持ち、レジに向かった。


 その修司の顔はこれ以上無いぐらい緩みきっていた。


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