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転生したら、精子だった。  作者: サークルK
3/3

白い死神

光のさす方向に進む俺たち精子は洞窟をぬけ広場に出た。しかしそこで待ち受けていたのは白い死神(白血球だった。

ピンク色の洞窟を進む俺と♀どうやら幸運にも正しい道をえらべたようだ。

光が見えるあそこまで行けばゴールの卵子は、もうすぐだ。

全力で♀と光のさすほうへ進んでいく。

光が目に刺さる。うっ眩しい。そこで待っていたのは卵子……ではなく白く窯を持った一段だった。

「あれは?」

「あれは白血球。白い死神、私たちのことを片っ端っから殺すきよ。」

おいおいここまで来て死神だなんて

ピンクのラビリンスを全力で走ってきた俺たちは体力的にも限界だというのに。


しかし、目の前には白い鎌をもった死神たちが無数に待ち構えている。

あの中を駆け抜けないといけない。

できるのか俺に、できるできないじゃない。やるしかないんだ。

「どうすればいい」

「あいつらは、弱ったものから殺していく、とにかく全力であの軍団を突破するしかないよ」

俺と♀は息を整えながら覚悟を決める。

ほかの精子たちおそらく2000くらいになっているだろう。

暫く死神たちとにらみ合った後

不安と期待と恐怖の中死神に突っ込む俺たち精子。果たして俺たちは白の死神を突破できるのだろうか。



白血球に突っ込む俺たちの運命はいかに


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