橋本環奈さん
黒柳徹子さんの長寿番組「徹子の部屋」に女優の橋本環奈さんが登場!
しゃべりが得意のふたりのやりとりをイメージ再現。
「徹子の部屋」に女優の橋本環奈さんが初出演された。この超長寿番組に呼ばれることは、芸能人としてのステータスの高さを証明することにもなるだろう。
環奈さんが国民的人気者であることは、彼女を知る日本人や外国人ならば、好き嫌いに関係なくその事実を否定することはないと思う。
黒柳徹子さんの芸能界での地位と、社会貢献活動を通しての人間性も、彼女を知る者なら誰もが賞賛を惜しまない素晴らしい方である。
芸能界の中では、徹子さんは環奈さんの遙か彼方の先輩であり、番組もいつもの徹子さんペースで進むと思いきや、環奈さんからの徹子さんへの逆質問が何度かあり、それに応えて徹子さんご自身の生活環境の様子を明かす場面も。
番組冒頭では徹子さんから環奈さんへの博多弁あいさつリクエストがあり、それに返す形で徹子さんに東北弁のしゃべりを所望するくだりがあった。
徹子さんは「○×※!%~#?</&‰Å」と、表記不能の方言を発する。
環奈さんはもとより、ほとんどの視聴者・スタッフは「?」顔となってしまったのではないか。
また番組終盤では環奈さんからの要望で「あっち向いてホイ」のサシの勝負が実現。
知っている人は知っているが、橋本環奈と言えばあっち向いてホイの達人。勝つコツがあって、それを自ら語っている映像もあるが、ここではその勝てるタネは書かない。
それはともかく、あの大御所の黒柳さんをきゃっきゃ言わせるほど楽しませたゲストは稀ではないか。
勝負ではそもそもジャンケンの時点で黒柳さんは全敗(放送されたシーン内で)。
あっち向いてでは徹子さん、善戦していたようだが、とにかく番組自体は放送前の私の予想通り、環奈さんカラーの溢れた流れで終わった。
今回の放送を視て改めて認識できたのは、自他ともに認める環奈さんのコミュニケーション力。
彼女が年齢層に関係なく好感が持たれる要素のひとつは、話す相手の個性を上手に引き出して、その相手の好感度も上げてしまうからではないだろうか。
だから共演者と視聴者とも環奈さんにフレンドリーな感覚を持ってしまうのだろう。彼女のコミュニケーション能力は天性のものなのだ。
私の記憶ではまだタモリさんとの共演がないので、次の目標は「タモリ倶楽部」からオファーがあればぜひ請けてほしい。
ただ深夜の低予算番組が売りなのでおとなの事情の交渉が必要かもしれない。が、それは視聴者の口出しする領域ではない。