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03『雨音』

一つ。二つ。

小さな雨粒が窓を濡らす。


うーっ

せっかくの日曜なのに雨降っちゃったよ…。

買い物行くの嫌だなぁ…。


学生の性なのか

僕には早起きの習慣がついている。

今、丁度

起きたばかりであり、

ベッドから起き上がり傍に置いてある時計を

見ると、朝の七時を指していた。


憂鬱になりながらも

僕は朝食を食べ、

支度を終え

いつもより早い時間で傘を差し買い物に出かける。

現在の時間は朝の九時半ぐらい…。


普段、

休みの時は昼か夕方ぐらいに買い物に行くのだけれど、

今日はあいにくの雨…

久しぶりに本屋で小説を買って

家でゆっくり過ごそうと思う。


服装は、

紺色がかったジーンズ、春用の軽めのセーターに

下は黒のタンク。

今は四月下旬と比較的に温かい季節ではあるが、

今日は雨が降っているせいか気温が少し下がっている。


歩くたびに雨の雫がすこしずつ、履いているスニーカーと傘を濡らしていく。


綺麗だ・・・・・。

僕が見つけたのは近所のとある一軒家の庭に咲いているチューリップ。

降り注ぐ雨によってより深い紅を彩った。

その美しさに僕は魅了されると同時に

どこか不快な感情が溢れ出てくる。


雨は嫌い…

その透明な雫一つ一つが僕の汚いものを

見透かすかのように

射抜いていく。

僕は少しずつ歩く足を速めて行く。


彩る花の色とは違って僕の体は醜く震えているのだから。                                                                                                                                                 


次回から物語が少しずつ動いていく

予定でございます。


出会いそしてその別れ。

小説はまだ初心者で不適切な表現も

使うことがあるかもしれませんが、

根気よく綴っていこうと思います。


それではまた次回、

お会いできることを願って・・・・・・。

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