フノレンサ
男の足の小指が、ドアのカドに当たった。
男「いてぇー!」
とてつもない痛みにより男は声を出してしまった。
そして男が蹲り、ひたすら小指をさすると、徐々に
足の痛みが落ち着いてきた。
息を整え、男は体を起こすと、今度はドアの天井に頭をぶつけた。
男「ゔぉぇ」
痛みのダブルパンチにより、男の喉から鈍い声が漏れた。
頭の痛みを取るため、左手で頭をさすろうと手を上げた。
しかし、左手が上がった瞬間、今度は肩が外れた。
様々な激痛が、男を襲う....。
徐々に痛みのギアが上がる痛みの連鎖が、男を襲うのであった.....。