とにかく小説家になりたかった。二十歳の頃のメッセージ
昔の手帳に書かれた日記とは違う、20年も前の自分の言葉。
たまたま引越しの際出て来て、もう昔のボツになった作品はフロッピーごと処分してしまった。
読み直すことは出来ないが、20年前の自分の言葉、残しておきたくて。
20年経ち、あの頃には無かった、投稿サイトに、もう一度書いて行こうかと思うから
作家を目指して四年が過ぎ去った。
今日、三作目の長編がボツの発表がされた。
はぁ〜…
一体、どこが、なぜ…。どうすれば受賞出来るのか?
もう受賞を期待することが、私自身にできなくなってしまったよ。
本当、辛いなぁ〜。
いつか、このツラさが四年のボツ歴が過去の苦労話になるのか?
正直、なってほしいものです。
本当、今日諦めようと考えた。
何度目だ?
わからない。くるしいよー。でも、逃げることは楽だから、もうつらい思いをしたくない、自分の無力を味わいたくないからだ。
私は一生を作家になることにかけて就職もせずに、フリーターなどやって、時間をフリーに使っている。
このまま諦めたら無駄にするのだ、全てを。
いいや、無駄以下の人生を送ることになるかもしれない。
やっぱりどんなに苦しくても嫌でも泣いても、ラクだからといって、この現実から逃げるのはダメだ。
あと6年、合計10年努力してむくわれなかった時、諦めれたらあきらめる。諦められなければ一生努力してゆく。
とにかく小説家になることだけは諦めない。
諦めることは…逃げることなんだ。
諦めたら最後、本当に0.1%のチャンスも失う事になる。
自分を信じることは、他人を信じるより難しいことかもしれない。
まだ、だった四年しか経っていない。
これから先、今やめたら、きっと後悔するし、作品を書くこと、文章を書くことを私は辞められないのだ。
だからたとえどんなに辛くても、ボツが悲しくても、希望を捨てないぞ。
自分を信じよう。ラクだからといって、逃げることはやめよう。そうして、努力をしよう。
頑張ろう。
書くぞ、諦めないぞ、努力で新しい作品を書くぞ。
書きたいから書く。
読んでもらいたいから書く。
楽しいから書く。
でも、やっぱり、書きたいから書く。