俺が死に俺が生まれる
プロローグ
第3話 俺は死に俺が生まれる
あははっ。なんで俺がこんな目にあわなきゃいけない?熊にあって命からがら逃げてそしたら次はあのうさぎみたいなやつ…名前ラビットだっけな?んで次は優しいおっさんに出会って街に行けると思ったあとの裏切り。あのおっさんは裏切りとは思ってないだろうが俺は裏切りだと感じた。その後奴隷として売られ売られたらすぐに眼球をえぐり取られた。そしてここは匂いの感じ的にスラムだ。はははっ。もうなんもやる気起きねぇ。復讐なんて考えるだけ無駄だ。俺に力はない。はははっ。笑いがとまらねぇ。俺もついに狂ったか。
時間が少し経ち絶望感と虚無感が混じり合い始めた頃ーーー。
こんな俺に話しかけてきた奇特なやつがいた。
「ねぇねぇ?君そこでなにやってんの?さっきからずうっと笑ってて気持ち悪いよ?」
いつもの俺ならずいぶんストレートに言ってくるやつだな。とは思うだろうが、今の俺は特になにも思わなかった。
「いや、な。なんか、な。笑いがとまらねぇんだよ。」
「へぇぇー。気持ち悪いねっ。お兄さんは。それに目もなくてまるで魔物みたいだね♪」
「ああ。そうだな。別にもうどうでもいいがな。それよりなんのようだ。俺を殺したいならこちらからも頼みたいんだが。」
「うん。殺してあげてもいいんだけど用はそれじゃないんだ。お兄さんに聞くよ?お兄さんを実験道具にしてもいいかな?」
「別にいいぞ。もう死んでもいいからな」
もうどうでもよかった。全てがどうでもよかった。
「それじゃあ実験させてもらうね。」
そしてその人はたぶん呪文を唱え始めた。
「※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ |廻魂創体≪スピリットキルクレイトクリエイト≫」
あれ?なんか 意識が なくな る…… 。
「んんぅ……。」
あれ?なにがあったんだっけ……。確か実験させられたはず………。
ってあれ?
「見える………?なんで………?」
今回は短くすいませんm(__)m明日また投稿するかもです。短いので。