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「お願い、考え直して!」
まだ年の若い女性は切羽詰まった声で懸命に訴えた。しかしその言葉は目の前の相手には届かなかったらしい。
「私が何をしたっていうの!?やめて、その斧を下ろして!!」
女性の言葉はしだいに意味をなさなくなり、ドスッという重たい衝突音と甲高い悲鳴がこだました。
「……なん…で…こんなこと…」
斧を持った人物は死体からどくどくと流れ出す温かい血を見て、笑った。
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