みんなの秘密!~玄武~
これは本編とは関係ありませんが、楽しんで行ってくださいっ!
「朱雀~!!」
私が大声で朱雀を呼ぶと、ものすごいスピードで走ってきた。うわっ、早っ!まるで、ご飯を待っていた犬みたい。
「なぁ~に??」
「あのね、玄武の秘密って知ってる?」
「ん~?秘密~?知ってるよ~!」
「ほんとっ!?教えてっ!!」
興味津々の私を見て朱雀はびっくりしている。
「えーとねぇ~、玄武はお料理が得意なんだよ~!」
「料理?」
「そう、玄武ってああ見えて主夫なんだよねぇ~」
「へ、へぇ~、そうなんだ。なんかそういうと食べたくなってくるなぁ~!玄武の料理」
「すっごくおいしいよ~!」
なんてことを言う朱雀。この子、どっかのマスコット?頬を赤く染めニコニコする朱雀を見て、つられてこっちまでニコニコしちゃう。ある意味すごいわぁ~この子。
「ねぇ、玄武ー!りょっ」
と言いかけた瞬間、口を押えられた。なっ!
「しぃーー!!秘密って言ったでしょ!!秘密!!」
「わ、分かったよ…、」
しゅんとした私の髪の毛を優しく撫でてくれた。あ~あ、食べたかったなぁ~。ま、いつか食べてやるんだからっ!!
3回目も出ますよ!物語の中のシリーズ第3回目!!お楽しみにっ!