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みんなの秘密!~白虎~

 

 「ふんふふふ~ん♪」


 あっ、どーもこんにちは!神崎 菜穂子ですっ!


~前回のあらすじ~


 え~と、私を誘拐した4人の方たちが私が探していた”神”だったのですっ!


~以上~


 「ってな感じだから、ご機嫌なんです!」


 私がカメラ目線でポーズをしていると、上からげんこつが降ってきた。


 「何1人でしゃべってんの。さらに、カメラ目線とかキモイから。」


 手の甲に怒りマークをつけて私の頭を容赦なく殴ってきたのは、白虎。なんだか、機嫌が悪いみたい?


 「…いった…。何すんのよ、しろとら!!」


 「しろとら言うなっ!白虎と呼べっ!!びゃっこ!!」


ゴンッ!!  という音が、周りに響く。私はもう一度、頭を抱え込む。


 「青竜~~!!た~す~け~て~!!」


 「うわっ!なんだよ!」


 私が飛びつくと、青竜は驚きながらも、優しく頭を撫でてくれた。


 「なんだ?オレ様に何か用か?」


 「あのねぇ~!白虎がねぇ~、私の頭殴ったのぉ~!!」


 「あのな、菜穂子。ひとつお前に教えてやる。」


 「うん?」


 一生懸命耳を傾けると、青竜の吐息がかかってきて少しくすぐったかった。


 「白虎あいつは、お前のこと気にいってるんだよ。」


 「えぇ~~~!?ウソっ!そんな訳っ!」


 「ウソじゃねぇって!あいつってば、気にいったやつにはメッチャ説教するんだ。まぁ、いわゆる心配性だよ。オレ様たちもすっげぇ、説教されたんだよ…。」


 「そ、そうなんだ…。」


 なんだそれ。白虎って、不思議だなぁ。


 「おい、何喋ってんだよ。」


 「あっ、白虎!何でもないよ!」


 「…本当?」


 「えっ…」


 えっ、ちょっと待って。何その顔…。え!?すっごい可愛いんですけど!?うっ…、そんな目で見られたら私じゃなくなりそう…。私は、必死に冷静を保ちながら、白虎を見た。


 「ん?なんだ?」


 何事もなかったように聞いてくる白虎にビックリしてしまった。


 「ねぇ、今の何…?」


 私はおそるおそる聞いてみた。


 「は?何の話だよ。」


 「えっ?でも今…」


 その時、後ろから腕を誰かに引っ張られた。引っ張られた腕の先を目でたどってみると…。その先には焦りながら人差し指を口の前で立てている朱雀の姿があった。


 「どーしたの?朱雀」


 「あ、あのねっ菜穂子ちゃん。白虎は、”アレ”自分では気づいてないんだよっ!」


 「えぇ!?それホント!?」


 朱雀はコクコクとうなずく。す…ごいね。自分が気付かないうちに、相手をオトすなんて…。(実際にオトされました…。)まぁ、こんな感じでみんなのこと知っていけたらいいなっ♪

{はい、こんにちは~!ユランです!}

『回復したんですか?』

{えっ?何のこと?}

『だから、前回の…』

「おい、こいつに言っても何モ覚えてねーぞ!」

『…そうなんですか。』

「だから諦めろ。」

{ん?何の話?}

「なんでもねーよ。ほら、終わりにするぞ!」

{はーいっ!では、今回はここまでっ!せーのっ!}

{「ではまた、会いまshow!}」

『…。shunって…、』

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