これが運命ってやつ!?
ここから、本編に戻ります!どうぞ、お楽しみください!
…。ねぇ、どうしよう。すっごく見られてるんだけど…。
その時、1人の男の子が口を開いた。
「なぁ、オレ達のこと知ってる?」
「えっ…、ごめんなさい、分からないわ…。っていきなり言われて、知るかっての!!」
「ま、まぁまぁそんなに怒んないで!名前教えるからさっ!ね?」
「う…うん」
「じゃ、僕からね!僕の名前は、朱雀!!よろしくねっ!」
ニコッと笑う姿がとても可愛らしかった。ん?”すざく”…?
「俺は、白虎だ。よろしくな」
爽やかなその表情は、全身が吸い込まれそうになる。”びゃっこ”?
「オレの名は、玄武。よろしく頼む。」
そのクールな姿に見とれてしまう…。って”げんぶ”!?
「さて、オレ様で最後か!?オレ様の名前は、青竜だ!!覚えとけ!!」
なんて、偉そうな人…。とてもカッコいいのに…。
「それにしても、あなたたちの名前どこかで聞いたことのある名前ばかりね。」
「えっ?あははっ!それはそうでしょ!だって僕ら、あの伝説の”四神”だもんっ♪」
「はっ?」
いま、ものすごいことをサラッと言ったんだけど…?”四神”?そんなばかな。
「なんだよ、信じてねーのかよ…。」
「そんなこと言うなよ、玄武。俺たちの力、見せればいいじゃん!」
「…めんどくせー…」
そうボソッと呟くと腕を振り上げ、呪い的な呪文を唱え始めた。
「~~~~……」
「もういいじゃん?やっちゃえよ~!」
「うるさい。」
ぼぉぉぉん~・・・
その瞬間、目の前に大きな穴が開いた。
へっ…?な、にこれ…
「…これで分かった?」
「まぁ、ここまでやって信じねー奴はいねぇけどなっ!オレ様たちは、本物の”四神”だ!」
「……」
「あれっ?黙っちゃった?」
「…ごい。」
「「「「は?」」」」」
「すごいよ、みんな!!こんなの見た事ない!!…ま、見たことあったら逆にすごいけど…。でも、本当にすごいよ!」
なんか、すっごい人たちに出会っちゃった!?ってか、私の願い叶っちゃった!?これが、運命ってやつ!?すごすぎっ!ふんふん~♪
{はい…、どうも…}
「うっわっ!?暗っ!?」
『どうかされました?』
{…眠い…}
「そんだけかいっ!」
{うん…。だから、今回はここまでな。バイバーイ…}
「…勝手に終わらせやがった…。」