残酷な恋~最終回~
おぉ!!いよいよ最終回っ!!楽しんで行ってね♪
「これが、2000年前に起きた戦争の真実だ」
そ、んな…、おじいちゃんに聞いたのと全然違う。おじいちゃんは、『神たちはストレスが溜まっていたから』って…。
「ウソだ…。おじいちゃんはそんなこと…」
「そりゃそーだよ、だって僕たちの先祖を殺したの、菜穂子のおじいちゃんだからね。」
「えっ…」
「お前のじじぃもひでぇ~な。孫に真実を教えないなんて」
「白虎…」
「菜穂子、お前のじじぃは俺らの先祖を悪用し、そして殺したんだ。」
「玄武。」
「だから…、オレ様たちは、仇を取りに来た。」
みんな、何言ってるのかわかんないよ…。
「青竜…あなたは仇なんか取りに来る人じゃない。少しの間だったけど、分かんないところもたくさんあったけど!!それだけは分かる!だって、私は――――「青竜が好きだから?」」
「!?」
「やっぱり、お前を利用して良かった。」
”利用”?何それ。みんなが私を利用なんて…。そんなわけ…。
「オレ様を好きになってくれて、サンキュ」
「えっ…」
それはどういう…
「おれたちの誰かを好きになってくれれば殺されたとき、一生心に残るからな。先祖の神々みたいに。」
「何言ってるの?あなたたちはそんな事いう人たちじゃない!!私が知っているあなたたちは…!!」
「そうこれがオレ様たちの真の姿だ。憎いお前たちをこの手で…この手で…」
「「「「握りつぶす!!!!」」」」
「そんな…。もう考え直せないの…?」
「あぁ、だからここでお前の人生も終わりだ。『消えろ』」
ドクンッ!!
「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
体が…、痛い。締め付けられるような…。い、きが…でき…な…。
バァァン…
神使いが苦しんでいる姿が青竜たちの目の前から砕け散った。その場には、砕け散った跡がある。
「じゃあな。菜穂子。」
「な、なんじゃ、今の音は!?」
「あっ、真犯人見っけ♪」
「お前たちは誰じゃっ!!」
「神だよ、お前が殺した神々の孫だ。」
「ま、さか…!」
「消えろ」
青竜がおじいちゃんの首を掴んだ。そして、掴んだその手に力を込める。すると口から黒く染まった魂が出てきた。掴んでいた体をはなし、その魂を持ち出した。
「魂は手に入った。帰るぞ。」
「あぁ。」
青竜以外の神たちはその場を歩き出した。青竜は、菜穂子の体があったところにしゃがみ呟いた。
『騙してごめん。オレ様も楽しかった。』
少しの間涙を流し、立ち去った。
「今思ったけど、菜穂子ちゃんの体から水色の魂とピンクの魂が出て来てたね。あれは、”涙の魂”と”恋の魂”だったよ。ほんとに関係のない菜穂子ちゃんを殺してしまった僕らも罪深き神だね。」
「…そうだな。結局俺様たちも人間と同じことしたんなら、仇なんて取れね~な」
これは神使いの少女の残酷な恋の終わり方である。
{はい、こんにちは~!}
「よっ!久しぶりだなっ!」
『そうですね。皆さん僕たちのこと覚えてます?』
「ま、どっかの誰かさんが勝手におわらちまうから、な?」
{…ごめんなさい。さて、どうでしたか!?}
『最後、菜穂子さんが殺されてしまうところがちょっと…。』
「でも、青竜がちゃんと謝ってたぞ?」
{謝れさせたんだよ!!(怒)}
「最終回って意外とさみしいな!」
{ねぇ~!ま、今回はここまでにしよーか!せーのっ!}
{「『今までありがとっ!これからもよろしく{ねっ!}「なっ!」『お願いします』




