第3話〜封印〜前編
政府の会議室に二人の男がいた。
「人間兵器が裏切っただと?別におかしなことでわない。むしろ裏切ってくれた方がいい。あいつが戦えば戦うほど消えていく町が多い。消えた町に新たな町を作る。政府が支配する町がな」
「しかし。被害が多すぎる!それに奴がこちらに敵意をいだいている。下手をすれば全滅してしまう」
「ふん。大佐!はっきり言えば、奴は俺たちを殺しにくるだろう。たが易々と殺されるわけにはいかないんでな。それに奴は力の使い方をまだ完全にわかっていない。私にかかればこんなこともできる」
男は大佐の目を睨んだ。
「何をするきだ?」
「貴様の体に俺の怖さを教え込んだ。俺の命令は絶対だ」
「何を貴様の命令など・・・」
大佐の体がふるえだした。
「ほらな。体が拒否反応を起こし始めた。それ以上俺の命令に従わないとゆうのなら、死あるのみだ」
「わかった。何でも聞くから助けてくれ」
「嫌だね。やっぱり死ね」
大佐の体が膨れあがり爆発した。
「おぇ。グロテスクすぎる。ホラー映画も顔負けだ」
俺はそうゆうと会議室を出た。
「おい。暗武はいないのか?」
「はっ。ここにおります」
「お前のグループなら弟といい勝負ができるだろ。弟は殺すんじゃないぞ。あいつにはまだやってもらわなけけばならないことが山ほどあるからな」
「わかりました」
「さあ。弟よ。貴様には地獄を見てもらうぞ」
そのころ鷹一は学校に向かっていた。
「学校に行ってもすることは無いが、暇つぶしにはなるだろ」
学校についた鷹一はふと足を止めた。
「貴方が鷹一さんですね?私は暗武の陰条ともうします」
「自己紹介はどうでもいい。目的はだいたいわかる」
鷹一の体が黒い光に包まれた。
「あなたはまだわかっていない。力はそれだけでは無いのです。そんな繰り返しのような戦い方ではあなたの兄、幽鬼様には勝てませぬぞ」
「兄貴が、関わってるのか?」
「私からあなたにゆうことはできません」
「なら貴様と話すことはもう何もない。死ね」
陰条に向かって黒い光の龍が飛びかかった。
「無駄なのですよ」
陰条は何か丸い玉のような物を取り出した。
黒い光の龍はたちまち玉に吸い込まれてしまった。
「貴方は戦いなれていない。このまま私と戦い続けても一生勝てないでしょう」
「くっ!」
「もう。終わりにしましょう。あなたの弱さは十分に分かりました。あなたに人間兵器の資格はありません」
そうゆうと陰条は一瞬で鷹一との間合いを積め鷹一に丸い黒い玉を向けた。
「あなたの龍は封印させてもらいます。龍が無けれ貴方は只の回復速度が速い人間だ。幽鬼様とは大きな違いだ。あの方の弟とは思えない」
黒い玉に鷹一の体から黒い光を吸い取られた。
「貴様・・・」
鷹一は気絶してしまった。
「幽鬼様。鷹一様は弱すぎます。強くはならないかと思います」
「まぁ。焦るな。あいつは少なくとも俺の弟だ。これから強くなるはずだ」
「ですが・・・」
「うるさいぞ!陰条!あいつは必ず強くなり俺の元に現れるはずだ。必ず・・・」
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