弟子たちが見た最強の自由

前世、ただひたすら「世界最強になりたい」と願い続けた俺は、魔法と剣が存在する世界に転生した。
転生の瞬間、その願いは叶い、生まれながらの最強として新たな人生を歩み始めた。

転生後は自分の望みを次々と叶え、数えきれない冒険と戦いを経て、やがて新たにやりたいことができた。
それは「師匠になること」。

旅の途中、さまざまな境遇と力を持つ少年少女たちが俺のもとに集まってきた。
彼らはそれぞれに傷を抱えながらも、師匠としての俺に惹かれ、共に成長していく。

修行の舞台は、人類には存在すら知られていない「世界最強の森」。
人々が最強と信じる森を遥かに凌ぐその場所は、百の区画に分かれ、中心に近づくほど凄まじい力を宿す魔物たちが集う。
さらにその上空には、同じく人類に知られていない「空中大陸」が浮かび、そこ全体が世界最強の10体の魔物――TOP10たちの棲みかとなっている。TOP1の許可なくしては、その地に足を踏み入れることすら許されない。

この森と空中大陸の存在を知る者は、ごくわずかな特別な存在だけだ。

俺は、その頂点に立つTOP1でさえも瞬殺できる圧倒的な力を持つ。
そして弟子たちに、それぞれの個性に合った力を授け、自由を楽しみながらのびのびと成長させていく。

これは、魔法と剣が存在する世界で最強の力を持つ俺が、自由を楽しみながら弟子たちと絆を深め、共に成長していく冒険譚である。