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異世界転生の幼少期は大抵アニメの一話で終わる

ー四年後ー


明日五歳になる俺は非常にめんどくさい出来事に巻き込まれそうになっている。貴族特有のイベント、お披露目会だ。五歳になった貴族は全員お披露目会を自分の領地で開き、他の貴族と関係を築き、将来の出世のためにコネを増やしまくる。つまり、権力をできるだけ得ようの会だ。俺自身はこんなことをしたくないが、親と姉は…


「アルフ、お前が生まれてから5年も経った。明日はお披露目会だから気合いを入れとけよ!とはいってもアルフなら普段通りで入れば十分凄いがな!」


「そうですわね、アルちゃんだったら大丈夫だわ。」


「私の自慢の弟なんだもん!絶対に上手くいくよ!」


とこのようにかなりの高評価だ。正直やめてほしい、緊張で胃に穴が開きそうだ。


「父さん、母さん、姉さん…」


「アルちゃん、母さんじゃなくてママよ。」


「アルフ、私も姉さんじゃなくてお姉ちゃんわよ。」


「えっ、あっ、その…ごめんなさいママ、お姉ちゃん。」


「謝れてえらいわねー。ご褒美に抱きしめあげる〜。」


「いや!その、ハグは遠慮しときます。」


「えー、恥ずかしがらなくて良いのに。」


恥ずかしがってるとかじゃなくて身の危険を感じてるの、俺高校生っていうか大人だからね精神年齢!


「じゃーお姉ちゃんの…」


「いやお姉ちゃんのも遠慮するよ。」


「えー!なんで!?」


「はっはっはっ、まー良いじゃないか。ともかくアルフ、明日は自信をもってやりなさい。」


「分かりました、お父さん。」


横で母と姉がしょぼんとしているが今は放っておくか、どうせ明日になったらいつも通りのように抱きついてくるだろうし。


「おやすみなさい、お父さん、お母さん、お姉さん。」


「アルちゃん、一緒に寝ましょ!」


「アルフ、私と一緒に寝よう!」


「一人で寝ます。」


「「えー…」」


またもやしょぼんとしている母と姉を見ていると多少の罪悪感もあるが、これに関しては本当に無理だ。だってこの二人凄い美人なんだよ?いくら見た目は子供といえ俺自身もう精神的には大人なんだよ…男性の諸君なら分かるだろう?俺の言いたいことが。


そのまま部屋を退出し、自分の部屋に戻ろうとする。


「あっ、アルフ様、今から寝るんですか?」


「メイさん、こんばんは。」


部屋に帰る途中で会ったこの人はメイさん、ここの屋敷のメイドだ。赤ちゃんの頃から色々と世話をしてくれた、ある意味第二の母親だ。


「少々疲れている様子ですが、また奥様とお嬢様の暴走ですか?」


「はい、いつもの…」


「それはお疲れ様でした。」


このように唯一俺の苦しみを理解してくれる常識人で、俺にとってはある意味唯一の拠り所だ。


「それでは寝間着の準備をします。」


「いや、それぐらい自分でするし良いよ、ありがとう。」


「分かりました。それではアルフ様、おやすみなさい。」


「うん、おやすみメイさん。」


そう言い、俺は自分の部屋に戻って寝間着に着替えてから、すぐに眠りについた。


ここからフルスロットルで飛ばしていきます。前話でも言った通り、面倒臭いからじゃありません。決して違います。

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