{序章}異世界での存在と代償ヲ
{第0章}章という名の設定説明+如月君の登校風景
(1章からお話が始まります。この章はプロローグの延長線のようなものになります。)
学校に着き、昇降口で上履きに履き替え、教室へ向かう。私の学校は5階建てだが別館があって、私はそこに所属している。ただ、あまり日が差し込まないところに立地していて、おまけに昨年耐震工事のために外壁塗装を新たに施した本館に比べて古いため、若干の不気味さを醸し出している。しばらくしたら別館も耐震化するらしいが、目処はないらしい。
「ほら、あらかたの雰囲気を読者の皆様に説明している間に、うちのクラスメイトらしき物体を見つけたよ。」
「こっちに歩いている人は別館に行く人だし、なにせ別館には一クラスしかないからね。ただ、この学校に入学後の最初の異世界転移以来、一部のクラスメイトの姿を見たことがない。確かに入学当初は居たのだが、それ以来姿を現さない。まあ、異世界に転移しちゃう様な学校だから自主退学したのかもしれないがw」
このときはまだ誰も知らなかった。異世界転移に対する代償を。。。
ソシテ、ソノ代償ヲ誰ガ払ウノカヲ。。。
どうも!異世界転移のプロの「のろ」です!
初めて書いたネット小説になります。
拙いところもあるとは思いますが、目を瞑っていただければ幸いです。
僕の作品で楽しいひと時を過ごせる方が増えることを願って。。