魔族が強すぎて手も足もでなかった件
当然答えは決まっている
「生き返って無様にでも生き抜いてミズカを守ってやる」
「君ならそう言うと思ってたよ」
「なぜわかるんだ?」
「そりゃあ君が転生してからずっと見てたからね 君が考えてることなんて手に取るようにわかるよ」
「ストーカーだ! すみませんここに変質者がいます!」
「折角のシリアルな雰囲気が台無しじゃないか ああ、もうわかった君に幸運能力と対魔/能力つけるからからこれ以上騒がないで」
「これでもれっきとした女神なのにな......」
なにか言った気がしたが、気にしないことにした。
「対魔/能力があるからって一時的に魔族を倒せるが完全に消滅させられるわけじゃないだぞ それと、ミz...ーいや女の子だけは絶対に泣かしたらダメだからね」
始めに入ったあの黒い球体に放り込まれた
「守ってくれたときとってもかっこよかったよ.........」
なにかおぼろけに聞こえた様な気がしたが思い出せない
「あ、あの聞いてますか? 魔族はホントに危険何ですよ」
気が付くとギルド内の受け付けのお姉さんが目の前にいた
「ああ、はい聞いていたよ魔族はこの世界最強の存在なんだろ そんなの身に染みてわかってるよ」
「み、身に染みてですか... この街に魔族が進行して来たのは初めてなんですが......まあ、わかってるならいいんですが」
「早速向かいたいんだがどこに向かえばいいんだ」
「早速向かってもらえるならお願いします 現在街の第二防衛ラインまで進行してきていますので貴方の役割は魔族の進行を食い止めることです 決して無理しないでくださいね」
そう言いながら防衛ラインを地図で示してくれた
(今回は舐めてかからず 撃退に専念するか)
着くとさっき俺を首ちょんぱした魔族が軽く腕を振るっただけで完全武装した兵士を吹き飛ばした。 先程のことを思い出し、身震いしつつも先に戦闘に入った冒険者と交代した
(っく さっき女神からもらった能力と『科学者』の"思想加速"お陰で周りにいる低級魔族は倒せるがリーダー格の奴は厳しいな...)
解析を利用しようとしても簡単に抵抗されて使えない
こうなったら一撃離脱で地道にダメージを与えて行くしかないか。
創造で剣を作り出し魔族に向かって切りつける。
「キーン」
剣と剣がぶつかり合い甲高い音が鳴り響く。受け止められたのを確認し一度距離を取る。
今度は後ろに周りこみ切りつけるが魔族は後ろに目があるか如く軽くあしらわれた。
何度も何度も繰り返し周りの地形が変わり始めた頃、しとしと雨が降り始めやがて激しい雨になってきた。
魔族から距離を取り切りつける機会を伺っていると、
眩いばかりの光が視界を覆った。目の前に雷が走る 運良く自分には当たらず前にいた魔族に直撃した
「グフゥ まさか雷とは予想もつかなかったぞ...」
あれだけ苦戦した上級魔族が雷一つで黒焦げだった リーダー格の上級魔族がいなくなり周りにいた下級魔族は一目散に姿を消したすると周りにから
「うおおおお!」
冒険者と兵士たちが魔族撃退した喜びを地響きの如くに勝利の雄叫びをあげていた
既にまわりはうっすら明るくなり始めていた......
俺は腰の力が抜けその場にペタンと座りこんだ 気が付くと既にまわりはすっかり明るくなっていた。
誤字脱字、矛盾等ありました感想でご指摘していただければ幸いです