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目が覚めたら転生を薦められた件  作者: しおあめ
この世界で慣れるまで
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やっぱり街にはいろんな種族がいた件

 商人から通貨の価値を聞き驚いたなにしろ100万円相当になったのだから驚くのも無理は無いだろう盗まれるのでは無いかとひやひやしたのは俺が一般庶民であるからなのだろう。

 それにしても最初に世界の言葉が言っていたように他にも種族がいるらしい

 よく見るとドワーフやゴブリンの進化である人の言葉理解出来るホブゴブリなどもたくさんいた

 それよりも重要なのはエルフであるエルフという響きが俺の想像力を掻き立てる、その美しいであろう姿を一度拝見したいものだ......

 とりあえずこの街で格安の宿を探すことにした お金があるのに格安を探す理由はしばらくこの街に滞在し情報収集するためでもあり ゆくゆくはこの街に住む為の基盤作りを思ってもの事なのだ


 宿が見つかったここオーナーは心が広く長期に滞在するならば大抵の生活用品を持ち込むことも許してもらえた ミズカは街に入ってからずっと知らないことに触れられて嬉しいのかずっと構ってあげられてないが寂しくしてはいない様だった


 一つくらいはミズカの好きな物を買ってやろうと考えていた

「ミズカこの街でなにか欲しいものあったか?」

「ううん、絶対ってものはないよ だってもう持ってるんだもの」

「そんなものあったのか? 一体なにを持ってるの?」

「それはね...あおい兄だよ えへへ」 

可愛くはにかみながら答えた

「ありがとう」

可愛いやつめ......そう思いながら頭をわしゃわしゃ撫でてやる


 ~滞在3日目~

 さて一段落ついたし情報収集しに行きますか...やっぱり情報といったら冒険者ギルドだろう、そう思い宿のおばさんからギルドまでの地図を書いてもらった ミズカは留守番である。

 ギルドにつくと受付のお姉さんが冒険者希望ですか?と訪ねてきたお姉さん曰く冒険者でなければギルドの中にすら入れないらしい 仕方ないので冒険者になることにしたお姉さんから志願用紙を受け取り記入する

(ええっとまず名前はあおい 種族は人間 特技はっと格闘術とでも書いとこう 能力スキルのほうは伏せておいたほうがいいなあまり目立ちたくないしこれで記入終了っと)

「ご記入ありがとうございます」

「まず階級別テストを行いますね Fから順番に始めますルールは魔物との勝ち抜き戦勝った分だけ昇格出来ます」

「最初は土狼です では開始」

 その瞬間鐘がなり、土狼が出てきた かなり速い速度で迫ってきたが所詮『思想加速』の前には止まって見えるような攻撃 必要最小限によけ軽く指で弾くと衝撃により狼は昏倒する 決まった


 見ていた他の冒険者は目を見張り驚いていた 明らか自分より弱そうな少年が鮮やかに狼を倒した為である

 試験官が「つ、次はEのでテストです」

 そう言って出てきたのはあの巨大蝙蝠ジャイアントバットだった 内心笑いそうになったのだがぐっと我慢した 結果は言うまでもない完勝だった

 続くD,Cのテストも一瞬で終わった 会場にいた全員は固唾を飲んでいた この会場で受けれる最高ランクであるBのテストが始まった出てきたのは火熊が成長した大火熊だった

「おいおいあれってAランクのテストレベルじゃね」と誰かが呟いた

「これからBランクの試験を行う 無理だと思ったらすぐに棄権するがよい」

 試験官の目が血走っており冷静さを欠いていた 大火熊の能力スキルは気になってがここで能力スキル使ってしまって意味無いので自重した


 大火熊は軽く殴っても一撃では倒せないと思った俺は土狼の時同様必要最低限でよけ顎先を殴りつけた そう脳を揺さぶり脳震盪を起こし戦闘不能にした

 それを見ていた試験官は平常心を取り戻していた

「そこまで、見事だあおい君、君をBランク冒険者として証明する」

 高らかに宣言した

しばらくは街での生活がメインになると思います


誤字脱字等ありましたらコメントください


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