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僕をあなたのファンにする手段  作者: 降井田むさし
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Image&me

誰かと会ったとき、性格などを先にイメージしてしまう。


勝手にイメージして、こんな人であったらいいなと思ってしまう。


そのイメージを突き破るくらい、特殊なキャラだと好きになってしまう。


ギャップ萌、というやつだ。


想像を越えてくる人が、好きなのかもしれない。


想像を越えてくる人が、好きなのかもしれない。


二回、言わせてもらった。



写真はイメージです、というヤツは、大げさで豪華すぎるヤツが多い。


通販の料理であったり、お菓子のパッケージであったり。


普通にそのままの写真を、そのまま使っているヤツもある。


でも、かけ離れも、まあまあある。


イメージとは、何なんだ?


想像で、脳に作り上げた、偽りではないか。


ということは、『写真はイメージです』という文字が添えられていたら、『写真は理想です』ということか。


これは大袈裟な妄想で作り上げたものです、ということか。



これらのことを踏まえて僕をあなたのファンにする手段を考えるとしたなら、僕となんらかの形で、顔も知らない状態のまま、メッセージのやり取りをする間柄になって、顔を知らせる状況になったとき、『写真は理想です』という言葉を添えた、美女有名人の写真を送ればいい。


絶対に、落ちてしまうだろう。


絶対に、ファンになってしまうだろう。


さきほど、想像を越えてくる人が好きなのかもしれない、想像を越えてくる人が好きなのかもしれない、と、二回言ったように。


僕は、想像を越えてくる人が、好きなのかもしれない。

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