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僕をあなたのファンにする手段  作者: 降井田むさし
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History&me

教科の歴史は苦手だ。


かなり苦手だった。


だから、今もそんなに触れていない。


歴史小説とか、歴史のマンガは、なんだか合わない気がする。


昔のことは忘れて、未来を見ているからかもしれない。


それは、カッコつけすぎだから、訂正するとする。


そんなことは、一ミリくらいしか思っていない。


でも、過去のことは忘れたいタイプだ。


僕の過去に、そんな教科書レベルの歴史はない。


新聞レベルの歴史もない。


ネットニュースレベルの歴史もない。



卓球がまあまあ強かった。


卓球ならまあまあ詳しい。


謎解きとかちょっと得意。


クイズ系のもがすぐ解ける。


雑学知識がそれなりにある。


千葉の東京と名の付くテーマパークに、一度も行ったことがない。


個人的ニュースになりそうなのは、これくらいだ。


しょぼい。


有名な祖先みたいな人もいない。


なんにもない。


なんにもない。



これらのことを踏まえて僕をあなたのファンにする手段を考えるとしたなら、架空のすごい祖先を作り上げて、堂々と話せばいい。


架空であっても、それは個性に繋がるから。もちろん、すごい祖先がいる人は、スゴいなと思う。


でも、それと同じくらい、すごい祖先を架空なのに、まるでいるように、話せることも、すごいと思う。


卓球がまあまあ強かった祖先がね、と言われるだけで、身体全体が、いい意味で、ぞわっとすることでしょう。

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