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僕をあなたのファンにする手段  作者: 降井田むさし
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English&me

英語は苦手だ。


他に苦手な教科はない。


英語だけが苦手だ。


英語だけが、かなり苦手だ。


英語の規則性が分からないから。


アルファベットの組み合わせが同じでも、他の単語では、別の読み方をしたりするものもあるから。


単語の綴りが特徴的ではない限り、覚えられない。


高校のときに、英語のテストで100点は取っていた。


でも、それは選択問題で、ほぼ暗記問題だったからだ。


今、海外に行っても何も出来ないと思う。


英語の[英] という文字みたいに、どっしりと構えることは、海外では出来ない。


作詞するときも、意識しないと英語は登場しない。


入れようと意識して、考えて考えて考え抜かないと、入れられない。


無意識的に英語が出る人が、羨ましい。


エイゴ、みたいな名前になりたかったと、思うことはある。


でも、英語がベラベラ喋れるようになりたいとは思わない。




これらのことを踏まえて僕をあなたのファンにする手段を考えるとしたなら、僕に、『エイゴって名前が似合いそうですよね?』とか、『エイゴっぽい顔してますよね?』とか、言ってくればいい。


確実に、笑顔が溢れることだろう。


その後の会話の合間合間に、サブリミナル的に、キュートとか、クールとか、何かしらの発音の良い英語の褒め言葉を散りばめたら、さらに惹かれてしまうだろう。


あと、綺麗な日本語を、ずっと喋っている場面で急に、オーマイガー、を漏らされたら、もう確実にファンになる。

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