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僕をあなたのファンにする手段  作者: 降井田むさし
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Taxi&me

タクシーは、ほとんど乗ったことがない。


部活の大会で、色々あって遅れそうになって乗ったとか。そんな感じだ。


歩くことが好きだから、かもしれない。


バスも、それほど乗らない。


駅から遠い、ショッピングモールにも、駅から歩いていった。


方向も分からず、だいたいの方向に歩いて、一時間で着いた。


タクシーや乗り物に乗る、そんな発想にならないのだと思う。


修学旅行で京都に行ったときに、乗った。


ほぼ一日中、乗っていたと思う。


そこから、たぶん、一回も乗っていない。


プライベートでは、たぶん人生で一回も乗っていない。


学校は、プライベートではないから、それには入らないから。


乗らないのは、都会ではないから、かもしれない。



タクシー運転手はすごい。


道を頭に、入れられているのだから。


僕は曲がる回数が、少ない道筋を選ぶ。


何度も通っている道から、2曲がりくらい先が限度だ。


ネットの地図で、シミュレーションする。


シミュレーションしてから、目的地にいく。


カーナビさんは、相性が合わなそうで、苦手だから。


これらのことを踏まえて僕をあなたのファンにする手段を考えるとしたなら、動画サイトに、ひとりでドライブする映像を流せばいい。


そして、そのなかで、セルフカーナビゲーションをすればいい。


50m先、右折です。みたいな。


すぐ、左です。みたいな。


右、市役所です。みたいな。


絶対に、ファンになるだろう。

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