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僕をあなたのファンにする手段  作者: 降井田むさし
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January&me

1月はそんなに好きではない。


バタバタ感が疲れるから。


寒さもあって、苦手だ。


お餅が好きだが、毎日いつでも食べるので、特には。


でも、正月番組は好きだ。


ああいう、特別感はいい。


もう一度言うが、寒いのは苦手だ。


すぐに、しもやけやら、ひび割れが起こる。


気温が20度を下回った時点で、先端が冷えてくるから、厄介だ。



正直言うと、月を表す英語は、ほとんど分からない。


英語が、一番苦手だから。


日本語が好きで、日本語の言葉遊びやら、表現やらに、どっぷりだから。


英語との相性が、良くないみたいだ。


一生懸命、覚えようとしても、入ってこない。


Januaryが1月なんて、覚えられる気がしない。


マーチとメイくらいしか、分からない。


1月の1を書くときには、正確に忠実に、上の左側に出っ張りを持たせてしまう。


そんな性格だ。



これらのことを踏まえて僕をあなたのファンにする手段を考えるとしたなら、月の名前を表す英語を、かっこよく言えばいい。


予定とか、月に関する話題になったときに、その箇所だけ発音よく、January~、みたいに言ったら、もうファンだ。


他の部分は、暗めに坦々と喋っていって、英語の時だけ、発音よくすると、笑ってしまうだろう。


それで、笑ったことで、一月でも寒さがそれほど気にならず、いい感じになるだろう。


だが、それを、雑煮頬張り中にしてしまうと、喉に詰まる危険があるので、注意してほしい。

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