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僕をあなたのファンにする手段  作者: 降井田むさし
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AM&me

AMとPMの違いは、中学生くらいまでは分からなかった。


どっちが午前で、どっちが午後かなんて難しすぎるから。


何かの略称なんだろうけど、それの想像もついていない。


午前の12時は0時と表示して、正午の12時は12時と表示するということで、合っているのかが、今もよく分からない。


何で時刻の単位みたいなものとして、午【うま】という漢字を使っているのかも、よく分からない。


十二支は12個あるし、ウマはそのなかにいるけど、関係があるのかも、よく分からない。


AMという文字が尖りすぎていて、少し怖いと思うときがある。


AMという文字は、上に尖りが三つもあって、下も刺さりそうなものばかりで、怖い。


僕は、先端恐怖症予備軍みたいなところがあるから、怖い。


発音的には、AMよりもPMの方が好きかもしれない。


AMはエが2回出てきて言いづらいから、そこまで好きではない。


PMは、やや言いたくなる言葉だから、好きな方かもしれない。




これらのことを踏まえて、僕をあなたのファンにする手段を考えるとしたなら、何かを指差すときに、指を折り畳めばいい。


先端が少し怖いので、指を折り曲げた状態で、指を差された方が楽だ。


指先は、先端認定されるけど、関節先は、僕のなかでは先端認定されないから。


今までにそんな指差しを見たことがないから、ユーモアさとか、可愛らしさとかが目に入って、ファンになってしまうだろう。


文字は、尖っていない丸文字の方が、僕には印象がよく映ることだろう。

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