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 最初は自身の母親かと思った。


 だけれど違った。


 この龍は私なのだと。


 その、微動だにしない龍の頭を包み込む感覚で抱きしめた。



 私は落ちてきたのだ。


 この世界へと。


 そして落ちた矢先の王国を、衝撃波で滅ぼした。


 衰弱していた私のところに1人の女が来た。


 お祖母様だ。


 お祖母様は私に封印を施した。


 次に私に回復魔法をかけ、食料を提供してくれた。


 そして、私と約束事をした。


 お祖母様は私にこの世界のことを教えてくれた。


 たったそれだけ、それだけだった。

魔女じゃなくなっちゃいました。てへっ

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