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17頁 魔女の見た夢
昔々とても栄えた王国がありました。
王国の評判は良く、人々はそこに移り住むようになります。
しかし繁栄しすぎると神は雷を落とすものです。
ある日、王国が一晩しないで滅んだと、世界中に恐怖と驚きが伝播された。
ある国の王が、世界最高峰の魔法使いと言われる、蒼髪の魔女をその王国へと派遣しました。
一年、二年、時が過ぎても魔女は国に戻ってきません。
人々が諦め始めた時、王の元に魔女が顔を出しました。
魔女は少女を連れていました。
魔女が王にした報告を、王は自身の心に止めることにしました。




