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 お祖母様の使い魔から言伝を受けた。


 お祖母様が危篤だそうだ。


 私は日が落ちてからでしか、行動が出来

ないので魔城に着いたのは夜明け前だった。


 魔城は青かった、私の真っ白な髪を水色へと変色される程に。


 ベットに横になっているお祖母様を囲むようにして、赤、緑、黄色の髪が揺らいでいた。私だけ仲間はずれみたいだった。


 私はお祖母様の横へと駆け寄った。


 お祖母様は私の顔を見るなり、力を振り絞ってか、軽く微笑んだ。


 そのまま、お祖母様は眠りについた。長い長い眠りへと。


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