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33-魔法少年と武道大会2試合目

 このまま、新キャラをどんどん出して言って、テコ入れ作戦に入るとかどうでしょうか?

「相変わらず冒頭が意味不明ですね」今回は静かなツッコミですね、わかります、これからまた徐々に激しくなっていくのですね、楽しみですなっちゃんさん。

「そもそも、特定の何人かに向けてしか、読まれることを前提にしていない作品でしたよね?」れーねいさん、全くその通りですが、貴女も結構メタフィクションな立ち位置で、セリフを言いますね。ちなみに定期的に読んでいると見られる読者は、一桁くらいではないでしょうかね?

「ええと、公開する必要がないレベルですよね?」もしかしたら、これは結構きついツッコミではないでしょうか?さすがですねなっちゃんさん。まあ、どこかに、発表しましたと、足跡を残しておくのは、全くの無駄ではないのです。

「自己満足の部類かと」またまたその通りなのですが、自己以外に満足させなければならない、対象というのが思い浮かびませんし、良いのではないか?と思います。


 というわけで、別にあざとい新キャラが出ることもなく、侍少女とか、戦車乗りとか、アンドロイド少女とか、幽霊とか、西部劇から飛び出てきたような少女とか、竜娘とか、スライム娘とか、復讐に燃える狩人とか、着流しの玄人(独り言が趣味)とか、最強の小市民とか、狂気の料理人とか、伝説のアイテムそのもの、とか、人格を持ったゴーレムとか、ただ喋るの犬とか、妖怪界隈から、雪女とか、地縛霊の猫さんとか、百鬼夜行の主だとか、豆腐を持っている小僧とか、最強の名をほしいままにしている、油すまし氏とか、神様代表で、七福神だとか、ギリシャ神話をモチーフにした柱々方々、クロノスからゼウスさんやらウラヌスさんやら、アテナ、アポロンさんやら、その眷属とか、力だけを受け継いでいますよ、とか、太古の英霊、その力のエッセンスのみ、カードに抜き出した存在だったり、吸血鬼の大元、本家本元、真祖ののれんを抱いているお方やら、そのハーフ、いわゆるダンピールと呼ばれる方とか、逆にそれらを狩る一族の若き美少女ハンターとか、星の声を聞く少女で実は世界樹の化身とか、創世の神とか、数多くいる唯一神とか、トマス爺さん(加冶屋らしい)が信仰するヤットコの神とか、人々の共通幻想が形をなした理想の存在とか、大宇宙的な恐怖的な系統の存在さんとか、古くは四大とか呼ばれていた、地水火風のエレメントを根源にした、存在とか、廃棄物から生まれたが故に、誰よりも清い心を持つ優しき英雄やら、遺伝子工学の末に誕生したデザインされたヒーロやら、一子相伝の暗殺拳をさらりと横から分捕って涼しい顔で使っている、ちょっと、ひねくれた戦闘狂やら、同じくその暗殺拳を奪われてしまった一族の復興をかけて、戦いに挑んでくる責任感の強い、美麗な少年拳士、実は少女であった、とか、女性にしか発言しないはずの超常能力をなぜか発揮してしまった男性が、その特異性から、少女だらけの研究機関やら学園やら、舞台やらに紛れ込んで、不協和音という、ハーモニーを奏でてしまったりして、結果的に大多数の女性と関係を持ってしまうという、設定のヒーロとか、実は複数の異世界に数度行ったり来たりしているので、一体ここは俺の知っている元来た世界なのか?という根本的な問いに答えられなくなった、ストレンジャーさんてきな、何かとか、魂とか情報のみで世界を漂っていて、好みのボディに憑依して権限する生命体とか、ドロドロの恋愛模様とか、複雑な感情を糧にするような生き物で、蒟蒻を偏愛している悪魔のような少女とか、喋る刀と小さな黒蛇に見える何かをお供に、バッタバッタとアクションをくりかえすし、完全懲悪をなして通る、暴れん坊なお姫様、実はお家はつぶれていて結構貧乏性とか、人を幸せにしたいけれど、認識の違いと、間違った善意が暴走して必ず関わった人々が不幸になるという、死神の女の子とか、あの有名で詳しく説明すると世界が崩壊するくらいの恐怖が訪れるという、ヤガマさんとか、複数の個体に同時に存在する、群体のような、集団で個をなしている寄生体、一つの集合意識と無数の体というフォーマットの方々とか、言語そのものの意味の上で生きている生命体で、一つの概念がそのまま、そこに丸々権限しているお方とか、まともにタコ足の宇宙人なお方で、謎の光線銃を振り回しているけれど、その光線銃での攻撃がコミニュケーションツールだったんだと、気がついた時には、悪性のインフルエンザで全滅しているというお方がたとか、どうやって自重を支えているんでしょう、という問いを華麗に無視している巨人の伝説的な方がたとか、もちろん基本的に、宇宙海賊とかはパターンをいろいろ取り揃えていたり、秘密結社の5人くらいのグループとか、ベルトをつけて変身している方がた、そろそろ累計のシリーズ全てを出すと自己紹介だけで長編映画の尺が終わってしまうくらいですが、そういう方がたやら、同じくらいご長寿の格闘戦が主の魔法少女さんたちやら、なぜかただそこにいるだけで、全ての事態が治ってしまうという立ち位置のただのサラリーマンさんとか。

 多分出てきませんが、場合リクエストによっては、出しても構いませんと、言質を取っております。

「「「長い!!」」」「「「誰に!?」」」

 おお予想通りのいいツッコミでございますね、ああ、その逆向く風が心地よいです。


 そうこうしているうちに、武舞台では次の注目されるべき一番が、行われようとしていますね。そう、我らが”セイフクオウ”こと宇喜多児童会長さんが、配下の各種制服美少女やら美女やらを引き連れて壮大な音楽とともに登場です。

「うわー、リアルでハーレムしている人、初めて見たような気がいたします」れーねいは、初見でしたかね?あの、ざっくり百人ほどの女性陣は、すべて会長が弱みを握って従わせているそうですよ。卑怯で卑劣ですよね。

「そこ、ナレータ、人聞きが悪いですよ」

 卑怯、卑劣は褒め言葉ですよ?

「ならばよし」

「「「いいのか!」」」観客席と武舞台上と、タイム差なしで会話ができているのは、舞台の仕掛けで仕様ですので悪しからず。さすが、夏祭り運営部大道具係=創造神したっぱさんです。いやあ、いい仕事していますね。

「それは前世紀の有名番組の鑑定士のセリフでしょう?」その通りです、ママさん。司会が反社会的な存在と誼みを通じた、という不祥事で、途中降板したのが、惜しかったですね。

「それとは別に、出演者がボロボロと消えていって、妙にさみしさを感じた長寿番組でしたよね~」ママさん、しみじみ言っていおられますね。

「まるでリアルタイムで観られてたようですね」そこは突っ込んではいけないところですよ、宇喜多会長。ほら、ニコニコ笑いながら、すごいプレッシャーをかけてきてます。

「く、このプレッシャーは」いや、会長も結構古いセリフを回してきてますね。「ロボットものは古典からすべて押さえているんですよ」なるほど。

「ところで、弱みを握って従わせているという点について、誰も否定しないのですね」なっちゃんさんがちょっと、青い顔で言っています。

「そのうち、刺されるンじゃ、ないカナ?」リカルドくんいたんですね。「ええと、静かにゆーきくんと戯れていましたよ?」あれ、じゃあ、会長って誰と対戦するんでしょうね?

「かいちょーが言うには、”ホレタヨワミ”だそうすよ?平等にしているので、問題ないってことだそうですけど?よくわからないけど、友達が多いって人望がある証拠ですよね、憧れます」ゆーきしょうねんがキラキラした目をしてかいちょーを見ている。どうしよう?そっとしておくべきでしょうかね?

「いや、あれを真似たらダメだからね」なっちゃんさんの、疲れたようなツッコミが入りますが、すでに、自然に誑し街道を爆走しているゆーき君にはもう遅いのではないかなーと。


 なるほど、そうきましたか。宇喜多児童会長こと”制服王”と相対するのは、異世界帰り?の魔法使いであるところの、淵島=ガーベラさんですか。

「私は別に異世界へ行ったわけではなくて、異世界で活躍した記憶がある、少女ではなかったでしょうか( ´ ▽ ` )ノ」なるほど言われてみればそうですね。逆転生魔法少女というジャンルでしょうか?斬新、と、言うほどではありませんね。

 見た目は少女、中身は腐女子、その名は魔法使いガーベラ、というキャッチコピーはいかがでしょうか?

「いや、普通にダサいと思います( *`ω´)」これは失礼。そして、彼女の配下には、なんだか青白い顔をして、お揃いの蛍光ピンクのはっぴを着た一団が、これまた百人弱ほどおられますね。ええと、手元の資料によると、吸血鬼+偶像崇拝者+親衛隊だそうですが?

「吸血鬼美少女魔法使いというちょっと過多な属性に”偶像アイドル”も加算してみました、歌って踊れる”ういっちばんぱいあがーる”ここに爆誕です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」ええと、歌うんですね?

「真面目にヒロイン枠を狙っていきますよ、軽快な歌とともに光線やらミサイルやら、発射しまくるんですよ、新しい!d( ̄  ̄)」いえ、まあ、前世紀には結構普通にあったスタイルらしいですけども?

「マジで( ; ; )」はい。

「巨視的とか、自動演算とかがタイトルの一部になっている、文化的な衝突をテーマに挙げつつ、アイドルの歌をバックにドックファイトをやってみよう、なんて挑戦的な組み合わせを推し進めたアニメーションが、前世紀にはありましてね」そうでしたねママさん。あのミサイルの軌道表現は見事でした。

「続編もかなり作られたようですし、いろいろ今のモデルになった概念も含まれていますから、今度興味があるなら、書庫の住所を伝えてあげますよ?」有料ダウンロードコンテンツの記録って、どこまでが、私的利用なんですかね?


 期せずして、象徴を中心としたその崇拝者というか、配下の集団戦となりましたね。嘘です、盛り上げるように組み合わせをしているはずですので、集団戦になったのも計算のうちですね。

「すごいですね、渕島さん。歌いながら指揮しつつ、魔法も使っています」ちょっと感心したように、観戦している感想を言う、なっちゃんさんです。

「歌詞に魔法の発動条件言語を入れているんでしょうかね?相変わらず無駄に器用なことをしている気がします。あと、歌は普通に上手ですね」れーねいさんの解説も入りますが、ちょっと毒があるようなきがするのは、素なのでしょうか?

配下ファンクラブが、両手に持っているサイリウム?みたいなものを、規則的に振り回している光の軌道が、魔法の補助をするような、陣を作っている、みたいですよ?さすが師匠ですね!」嬉しそうに応援しているゆーき君です。

「吸血鬼としての眷属能力もまた有効に利用している、みたいですね、ほら、翼を生やして3次元空間で踊ってるように飛翔しているグループがありますよ。無駄に華麗な空中機動をしているのは、本家のオマージュみたいだね」嬉しそうですねママさん。


 対して会長側は、ユニットごとの属性を生かして、攻撃をしのいでいるようですね。ただ、接近、物理攻撃が主体の配下ですので、相手の動きに翻弄されているようにも見えます。

 各ユニットの装備には、遠距離用のガジェットも存在しますが、大きな殴打用ガントレットやら、ハンマーやら、槍や盾やらが主体の一団には、多角的かつ遠距離型の攻撃を主体とする、ガーベラ親衛隊ファンクラブと相性が悪そうですね。

「ククク、この制服王、ここまで追い込むとは、なかなかやるではないか」どこからか用意されていた、王座に座したままであった、宇喜多児童会長が、マントを翻して立ち上がりますね!

「だが、ここからは俺のターンだ!」光輝くエフェクトとともに、妙に装飾的であった、各種配下ユニットの使用していた武装が、会長に殺到します。そして、複雑な変形シークエンスを得て、合体していくではありませんか!


『フオオオオォお、合体変形!王者降臨!絶対支配!王者ロボ”私の愛する権力オーバーロード”今ここに推参!』


「いや、さすがにデタラメなきがするヨ」あ、呆れてますね。

「リカルドくん、なんでしょう、ここは同意いたします」なっちゃんも突っ込まないようです。

 ママさんは爆笑しています。


 混沌とした会場を後にして、次回に続きます。



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