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28-魔法少年と続々々々々量子力学入門

「「「「続くのかよ!!!」」」」

 あー魂の叫びが聞こえますね、安心してくださいタイトル詐欺ですよ。続きませんよ、多分?

「タイトルで遊ばないでくださいね」ゆーき少年、今更何を言っているのですか?徹頭徹尾、行間も含めて遊んでいくスタイルなんですが何か?それはそれとして、ご希望ならばもう少しディープな話題を振ってもよろしくってよ?

「どこの高飛車お嬢様ですか?」おおっと、なっちゃんさんに突っ込まれてしまいましたね。そうです私は元お嬢様なんですよ。

「嘘だぁo(`ω´ )o」はい、嘘なんですけどね。実は前世は聖女なんですよ?

「「「はいはい」」」

 あ、流されましたね。


 閑話休題


「相変わらず閑話で埋め尽くされていくスタイルはどうにかならないのでしょうか?/ _ ;」本能に根ざした行動ですからねぇ。どうしても止めらるようなものではないのであります。

「理性でコントロールしロヨ」お前が言うな、という言葉が似合う選手権、ぶっちぎりのトップいただけそうな発言ですよ?リカルドくん。


「話を元に戻すのですけれども」これは久しぶりの発言ですね、れーねいさん。「どうも、なんだか一ヶ月以上発言をしていない気がしますね」シー(指を口に当てるしぐさです)、それは言っちゃいけない台詞ですよ?

 大丈夫ですよ、きっと、前の方のお話を読み返して、補完されている最中ですよ。誰が、とは言いませんが。ちなみに具体的には、22話あたりを読み返してみるといいかもしれませんよ、ええとUPした日付は2016/06/12 15:00 ですね。ほー、一月以上前ですな。

 ちなみに、最初から読み返してもよろしいですよ?ここまででほんの14万文字弱ですから。

「なんなんです?その数字の羅列?後、14万文字とか?」はいなっちゃんさんは、気にしなくていいですよ?要は、量子力学のお話をする前に何をしていたのか?という確認をしてみましょうね?というお話でございますので。


「ほんの1時間前くらいのお話ですよね?」もう少し多かったかもしれません、ええと、講義で言うと一コマは超えているかと思うのですよ。

「2時間くらいは経っているのじゃないカ?」そのくらいですかねー?読むだけならまあ、30分程度ではあるような気がしますが。

「時空の歪みを感じるわ(⌒-⌒; )」し、それはトップシークレットなのですよ。むしろ禁則事項、とでも言ってみましょうか?

「あー、懐かしいネタですね」ままさんはわかりましたか?「そうね、あれって結局完結したんでしたっけかね?」そこを、掘り下げても危ない展開にしかなりませんので、平にご容赦お願いいたしますのであります。個人的には好きな作品でしたがね、アニメは見ませんでしたが。なかなか予想の斜め上を言った構成をされたと、噂が残っているようですが?


 完結しない物語なんて星の数ほどありますよ?いちいち気にしていたら負けなんです。その瞬間瞬間が面白ければそれで良いではありませんか?

「刹那的すぎませんか?」ゆーき少年、そのような楽しみかたもあるのですよ、むしろ、完結させるのが惜しくて、引き延ばして延命を図っている、作品よりは、続きが書けなくて、とか、商業ベースで人気がなくなって、発表できなくなって、とかして、すっぱりと断ち切れている方(いわゆる第一部完とか?)が、いっそ潔いように感じるものです。

 

「はあ、そんなものでしょうか?」そうなのですよ、ゆーきくん。なればこそ、駄作と言われようとも、なんだかなーとか言われつつ、最後まで書ききってしまった作品が、光ってくるんじゃないですか!物語を終わらせる技量というのは、もっと評価されても良いと思うのですよ。

 終わり方がどうあれね。

「それはそれで、結構後ろ向きな、志だと思いますが(T . T)」消え去った作品の、見果てぬ夢は同人作品が満たしてくれると信じるのですよ、信じるものは救われるのです。むしろ自分で書くくらいの気概を見せれば良いのですよ。


「宗教みたいですね」ゆーき少年、ある一定以上の作品は容易に神格化されるのですよ、最初のアニメージョンの大家なんて、神扱いですよ。

「Tokiwa-soの面々でしたっけ?」正確には違うようですが、大筋では間違っていないですね。確か、桃太郎が落下傘部隊の一員になって、鬼ヶ島を攻略するというアニメーションでしたか?

「いや、それ違う」ままさん、結構真顔で突っ込んできますね。版権に厳しい、夢の国へ到達したフルアニメのプロデューサーでしたか?二足歩行のネズミが主人公の物語でしたっけ?

「ええと?結構アバンギャルドな設定ですね、ねずみってあれですよね、害獣扱いされていた歴史がありましたよね?」そうですね、前提とする知識がないと、そうなりますかね、なっちゃんさん。ちなみその猫と鼠が仲良くケンカするアニメーションも同じくらいの時期にあったそうですよ、年代は、夢の国へ行ってしまった彼より後ですが、同じ国で製作されていたみたいです。

「動物の擬人化ってことかナ、猫耳メイド萌えとカ?」その時代それをやったらかなり斬新だったでしょうね。夢の国というのは、アトラクションを中心にしたアミューズメントパークに昇格している(?)のです。そして、その夢の国の、門をくぐると、猫耳メイドさんたちが、おかえりなさいませご主人様ニャン、とかいうわけですか、うわー、ありですね(いい笑顔で、サムズアップです)。

「そんなアミューズメントパークは嫌ですよ」げんなりという表情ですねゆーき君。では、同じ国の方が考えたドリームランドはどうですかね?猫好きにはたまらないらしいですよ?たまに帰れなくなってたりするそうですが。姉妹施設に魚人顔のアクターさんが、恐怖を演出してくれるホラータウンもどうぞ。

「誰が作るんですか?」あったらいいなとは思いますが?

「ちょっと行ってみたいかも?」ままさんさすがですね。

「すいませんが、お話が全く戻っていませんので、戻してよろしいですか?」あー、れーねいさん、確かにそうですね、では、ちょっとまとめてみましょうか?


 ええと、

 なんでしたっけ?


「これ(ナレータ)いないほうが、やっぱりお話が進みませんか?」その冷たい視線が、やはりここち良いです、なっちゃんさん。


 ちょっと真面目にまとめてみましょう。


「「「できるの?!」」」 失礼な。


 こほん(せきばらいです)、ええとでは、まずですね、ゆーき少年は異世界に勇者として召喚されたという、記憶と、その時手に入れた力を今現在持っています。

 その後、ゆーしゃ、というか魔法少女(少年です!)となったゆーき君ですが、その周囲で色々おかしなことが起こってしまいます。いきなり盗賊に襲われたり、竜退治をしたり、学校が萌えゾンビに埋まってしまって、バイオなハザードを経験したり?

 その過程で、その勇者(魔法少女(少年です!))として活躍した世界の仲間の、記憶もった人々が、その周囲に集まってきました。

 一人は萌えゾンビのボスとして君臨していた、早すぎたんだ腐ってやがる、が座右の銘であるところの、色々萌えをこじらしている、渕島さん、こと、ゆーき少年を虎視眈々と狙ってる、美少女(というにはトウが立っている)魔法使いのオネーさん(前世記憶もち?)、です。

 もう一人は、同じくゆーき少年の仲間で、美人騎士、こちらは凛々しい感じのオネーさんですが、やはり、ゆーき少年を射止めようかなとか思っている、隠れ肉食系女子でありまして、現実(?)世界では、ゆーき少年のママさんがとてもお世話になっている、というか、色々厄介ごとの後始末をしている、頼れる後輩さんでありまして、黒いスーツが似合う美人さんです。


 それで、その美人さんから何やらお話があるようですね。


「つまりですね、ゆーきくんのように、前世で英雄になって戦ったとか、他の世界で魔法使いになって、生活環境を改善したとか、妙に、社会制度が劣っていたので、内政に手を貸して、国を豊かにしたとか、気がついたら怪物になっていて、成り上がったとか、そのような、異世界と呼ばれるような場所に実際に存在して、種々の物語と言ってもいいような、活躍をした、という記憶と、その能力を持ち帰っている人々が一定数存在するんですよ、現在」

 あーなんだかさらりと重要な発言があったと思いますが、その辺どうなんでしょう?

「ええと?そんなにいるの?こんな状況の人達?」ゆーき君が尋ねますね。

「統治機構側が、把握しているだけですでに、年間数百人、累計ではもう数万人規模ではありますよ?最も、ゆーきくんほどの影響力のある症例は、さすがに少ないですが」ああ、このあたりの流れは、22話のにありましたね、みんな忘れているようです。そうでしょうね。

「?なぜなんでしょうね?ほんの1、2時間前のことですのに?」なっちゃんさん、そこのところはスルーする方向で、まあ、時空の歪みが観測されているとでも思っていてくださいな。


「で、ですね、そういう、病例?事例?事件事故は、これまではそう深刻化することもなく治っていきたんですが、原因の究明とか、そいういうことは置いといてですね、こう管理体制側もちょっと、これはどーにかしないといけないんじゃないかな?ということになりまして」れーねいさんが何やら口籠りながら話していますね。

「???」

「ゆーき君達、世の中の人達が異世界に行ってきました、とか、こことは違うどこかで、自分の力で事態を改善しました、とか、そうゆ風に、なりたいな?とか思うのは何故だと思いますか?」ママさんが、少年少女に尋ねます。

「どうして何でしょうね?楽しいからじゃないかなぁ、こう思いっきり自分の力を振るうところとか?やってみたいことができるから?」ゆーき君が答えます。

「女の子なら魔法少女には憧れますよね^ - ^」

「アー、それならワタシも、可愛らしい女の子になってみたいとカ、ちらりと思ったりするかナ?いや、少年同士であることに意義があるから、不純だネ、でも好奇心はあるネ」

「私はあまり他の世界?というのは興味がありませんけどもね」まあ、なっちゃんさんは、達成できそうな夢とか希望とかが目の前にありますからね。

「?そうなの?」ゆーきくん、そこで聞いてくるから、ナレータは君が好きですよ!

 なっちゃんさん、顔が真っ赤ですね。あと、近いですね、二人、顔が。


「そうですね、現実の世界では不自由極まりなくても、そういう理想の『どこか』で、特別な『何か』になって「何事か』を成し遂げたい、もしくは、自分とは『違う』何かになって、『幸せ』になりたいとか、そういう風に思う人が多いのじゃないかな?現実逃避の先ってわけよね(ハート)」無邪気な笑みが結構エグくないですか、ママさん。

「先輩が言ったように、こういった、異世界へ行きました、とか、恋愛ゲーム世界に入り込みましたとか、過去へタイムスリップしましたとか、その手の事象の根幹にあるのは、やはり、現実からの逃避であるのではなかろうか?とか、いう発想があったりしたわけなんですけど、実はそれは対したことではなくてですね」やはり何かいいにくそうですね?

「ええと、どうゆうことなんですかね?」あ、児童会長復活しましたね。

「昨今、世間に流れている停滞ムードを払拭するために、”祭り”をするのよ!」ママさんが宣言しました。高らかに、胸を張って、もちろん揺れません。


「「「は?」」」


「ちょっと先輩、唐突すぎですよ。まあ、なんというか結論はそうなんですけどもね。」

「ええと、『祭り』?ってなんですか?」ゆーき少年が代表して尋ねます。

「異世界から帰ってきた、という記憶を持っていてい、さらに、多種多様な能力を獲得したパーソナリティを一堂に集めて、博覧会というか、まあ、技能の披露会というか、そのようなことをしたら、まあ、『お祭り』になって、儲かるのではないか?とどなたかが言い始めましてね」

「ええ、面白そうなので、全面的に協力することにしたわけなのです!」


 高らかに宣言するママさん、と、それに対して、なんというかボーゼンとする面々と、ちょっと困ったように笑っているれーねいさんが、ゆーき少年の家のリビング(広いです)に、出現したわけなんですよ。


 こんな状況で次回へと続くのでありました。

 さて、ようやく現代バトル異能者、というリクエストが回収できそうです。

「誰のリクエスなんです?~_~;」

 ないしょです。




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