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エズトリア  作者: 紅月 コロモ
1章
6/7

5-雪の出会い

2/25全話修正しました

いやー大変だった、暗闇を30分ぐらい歩き続けた所に、扉が合ったんだ。

それで開けたら、風呂でしかも、あの神が風呂はいってるんだから、大声で叫ばれたよ。

湯気がすごくて見えなかったが、あの嫌がりようはよっぽどスタイルに自信が無いんだな。

その後、お手伝いさん(本人がそう言っていた)の道案内で異世界へと行った



「えっと、ここは?」


見渡す限りの白、その白の正体は雪だった

それに気づいたら急に寒くなった


「あのクソ女神、変な場所に送りやがって」


というか、服装が変わってる

あんまり知らないが、中世風な服で所々に毛皮で防寒対策?がしてある

一様、凍死しないようにしてくれたのか…


「いや、だったら普通の気温の場所に送れよ!」


とりあえず、雪が降る前に風が凌げる場所を探さないと、死ぬだろうな

雪の表面を見ながら北(だと思う)方向に進む


「これだけ歩いても、足跡1つねーな」


足跡があれば人または動物がここら辺に住んでるはずだ

何とかして、休ませてもらえればいいんだがな

それからさらに10分ぐらい歩いたとこで、遠くに城みたいな建物が見えてきた


「なんだあれ、氷かなにかで作ってんのか?あんなに立派なら人は居るだろうな」


城に近づけば近づくほどどれだけ大きいかがわかる


「こんなでかい城あんのか…」


開いた口が塞がらないっていうのはこういう時に使うのだろうか?

城を眺めていたら、城の下の方に何かいる

いや、こっちに向かってきてる


「逃げるか、いや、あの速さなら追いつかれるだろうな」


話が通じるなら何とかなるかもしれないが、そもそも人じゃないだろうな、あの速度は

近付いてくると走ってきたのはオオカミということに気づいたしかも、でかい、象ぐらいはあるんじゃないか?

そのオオカミは5mぐらい離れた場所で止まった

そして、背中から人がおりてきた

ああ、なるほど飼い慣らされたオオカミなのか

降りてきた人は女性だった、肌色は濃く、体はスっとしている、俺と似たような毛皮で所々覆われているが、布の面積が意外と少ない、寒くないのだろうか?


「そこのお前、何者だ!」


言葉は分かる、がこちらの言葉が分かるかだ


「あの、気づいたらこの雪原にいて、歩き回っていました」

「なるほどそうか、じゃあ私と一緒に城へ来るといい」

「いや、でも」


いやいや、言葉が通じたのは良かったが、食われるパターンでしょ?こういうのは


「大丈夫だ、私の知り合いと言えばとって食ったりはされない」


え、されないってことはやっぱ食うじゃん


「ああ、名前を言ってなかったな、私の事はアルテと呼んでくれればよい」


返事が無いのをなんて呼べばいいのか戸惑っていると思われたようだ


「俺は蒐って言います」

「シュウか、やはり聞いたことないな。まあいい、行くぞ乗れ」


オオカミに乗るのは怖かったが、意外に快適だった、毛並みは温かいし、風もあまり感じなかった

5分と経たないうちに城の門へと着いた

オオカミから降りたところでアルテは言った


「ようこそ、氷獄の城 アゼルデーダへ」


その言葉を聞き、氷獄?つまり監獄?俺はそんな考えを始めていた

一週間も空いてしまいましたすみません

読んで下さりありがとうございました


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