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エズトリア  作者: 紅月 コロモ
1章
5/7

4-暗闇の対話

2/25修正しました

何処だろうここは、また不思議な夢でも見てるんだろうか?


大体そういうのは寝落ちした時に見る、けれどゲームをやっていた記憶は無い、ベットに入って寝たはずだ。


というか、何で真っ暗なんだ?手足は動かせるみたいだな

なんて言ったっけな、こういう夢の事...

名前を思い出そうとしてると、マイクテストをする声が聞こえた


「あーあー、聞こえますか?」

「聞こえるよ」


誰の声か知らないが、俺の夢だし俺に対しての呼びかけだろう

声質的には女性いや、中性的な声だ


「あんたは誰だ?というか、どこに居るんだ?」

「質問を1度に2個もしないでください。こほん、私は神様です!」

「あー、末期だこれ、自分の夢で自称神と会話とか、ネトゲのやりすぎか?最近は抑えてるんだけどなー、いや、だからか」

「ちょっと、失礼じゃないですか?自称とか、私は正真正銘の神様です」


いや、これは本当に末期だ、精神科か?それとも夢だから他の病院行った方がいいのか?


「ねー、無視しないでよー、あなたにお願いしたいことがあるんです!」

「なんだよ、今どの病院行ったらいいか考えてるんだけど、何か用か?」

「ひっどいわね、そんなんじゃ友達居ないわよ!」

「うーわっ、傷ついたわー自分の夢で自分が考えた頭おかしい自称神に言われたー」

「あんたねー、ここは夢の中じゃないのよ!」

「は?」


こいつまた、頭おかしい事言い出した


「勘違いしてるみたいだけどねー、ここは狭間って言って、世界と世界を繋ぐ場所よ」

「なに?俺は異世界転生でもするのか?」

「転生っていうか転移?かしら」


あーもう、夢でもなんでもいいや、目覚めて異世界じゃなかったら病院に行けばいい事だけだし


「で、お願いっていうのは、あっち側で生活してくれない?」

「いや、明日からエンジョイ高校生活する予定なんだけど…」

「知らないわよ、そう決まったのだから」

「誰が決めたんだ?」

「私、それ以外に誰が居るのよ?」


殴りてー、この神殴りてー、人がせっかく高校生活頑張ろうとしてる時に異世界に行くこと勝手に決めやがって...

いや、待てよ

異世界に行くやつはだいたいチート能力とか、それなりにすごい力貰えるんじゃないか?それなら、釣り合うか


「あー、期待してるとこ悪いんだけど、チート能力とか渡せないからね」

「待てよ、どうやって生活するんだよ!」

「大丈夫、基本知識と言語とか、そこら辺は弄っとくから、早々に犯罪起こして処刑とかはないと思うわ」

「いやいや、チート能力ぐらい何とかしろよ」

「しょうがないわね、ヒントだけ教えてあげる」

「は?ヒント?」

「貴方は()です。貴方は表ではなく裏です。しかし、貴方は表として生きねばなりません。自分を使い生きていきなさい。死ぬ事はありません。信じて下さい私を」


明らかに言葉使いが違う


「それ、お前の言葉じゃないだろ」

「あ、バレた?まあ、頑張ってね、応援はしてるから」

「おい!」


それから声は聞こえなくなった

それにしても、影、裏と表か…なんだろう

あ、あの神に名前聞くの忘れた

次会った時にでも聞くか.........


「って、おい!どうやってこっから異世界に行くんだよ!」


いよいよです、

読んで下さりありがとうございました

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