家族の変化
「君は生きることに何を思うのか?」
この問いを問われたときにあなたはどう答えますか?
俺、林東琢磨はなんの興味も夢も持たずに、日々を過ごしていた。そんなある日家に帰ると、ペットを飼っていたわけがないのに犬がいた。犬は俺に向かって吠えてきた。少しうるさいけど持ち上げて「おーい、母さん、この犬なんだよ。飼ったのか~?」とリビングに向かいながら、声を足していた。リビングに入るが誰もいなかった。いつもなら誰かが居るはずなのに。俺は少し心配になって弟の正がこの時間には必ず自室に居るので、走って向かおうとしたが、正と兄の健一、父の部屋は二階にあり、持っている犬を上がっている途中で落とすと、危ないのでソファの上にのせてから、階段をかけ上がった。正の部屋の前に立ち、「正司~、ドア開けるぞ~」
「なあ、正~、母さんどこ行ったか知らな」と開けながら聞いていた
しかし部屋の端にあるベッドが目の端に写り込んだとき、言葉を飲み込んだ
なぜならベッドの上に人が寝ていたからだ
しかし、それは正や家族の誰かではなく、
腰まではあるだろう長い黒髪
アイドルかと言わんばかりの美しい顔
そして、スタイルもよい
言わば美女だった
しかし、彼女の着ているものは、弟の通う高校の男子制服だった