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トモダチに…  作者: 紫月
6/8

それでも共に…

また長く更新できなくてすみません<(_ _;)>

ここからはちゃんと更新できます。

最後まで行きます!

ラスト近くなりましたが、どうぞ楽しんでやってください!。:+((*´艸`))+:。



次の日、久しぶりの制服に身を包み、私は一人、学校へ向かった。たった1ヶ月あわなかっただけで、この賑やかさも懐かしく思えるのだから不思議なものだ。友人たちと言葉を交わし、校長の長いスピーチに耐え、2つの授業とHRを終えて、昇降口には見慣れた姿で、輝く笑顔の貴方が待ってた。

「おはよっ」

「何言ってんの? もうお昼過ぎてるし。第一もう下校なんだから、さようなら、でしょ?」

「えーっ! 何それ、ひどいっ」

下らないことを話ながら駅までの道を並んで歩く。


手を繋ぐことは、もう、なかった。


次の日も、その次の日も、私たちは並んで帰った。

秋には図書館へ寄るようになった。お互いに違う資料を手にして、同じ時間、同じ場所を共有した。会話なんて無かったけれど、貴方の側は、心地良かった。

そうして月日は流れ、季節は巡った。とうとうきてしまった。終わりを運び、始まりを告げる春が。

貴方との、別れの時が……。


私たちは今、空港に。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

もうあと1~2話で終わりますが、最後までお付き合い頂けると幸いです。

では、また次話にてお会いいたしましょう(* ̄▽ ̄)ノ~~

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