資料集
最初の方で出てきた世界観などの設定、今後もよく出てくる人物のまとめなど。
確認用にお使いいただければ。
①主要人物まとめ
一宮凜
一宮家檻人の最有力候補。のち檻人に。
この世界を少女漫画として読んでいた前世がある。普通の女の子だったが、命を狙われたことをきっかけにスーパーネガティブに。
色々な問題を乗り越えて、少しずつ成長中。
見た目は真っ黒な髪に青の瞳。しかし顔立ちは原作の「凜」とは異なっている。
これは、器に自分の魂が入り込んだためだと思っている。
佳月
一宮の人間にひどい扱いを受けていたところを凛に保護される。
飄々としていて、常に笑顔を浮かべる一見優しげな青年。夜のように黒い髪に金色の瞳。
性格はあまりよくない。頭の回転が速く、合理的で冷酷。しかし凜との交流を通して変化はしてきている。凜の従者。
原作では世界を滅ぼす張本人、ラスボスポジション。
如月椿
如月家の檻人。
物事をハッキリ言う性格で、自分にも他人にも厳しい。最初は凜に冷たく当たっていたが、ある事件をきっかけに軟化。絶賛思春期中でちょっとツンデレ気味。色素の薄い髪に赤い瞳。
原作では世界を滅ぼそうとする佳月の手助けをしていた。
一宮晃
凛の父。穏やかそうな風貌だがどこか胡散臭い。一宮の現檻人で当主。当主としては優秀で、目的のためなら手段を選ばない結構怖い人。娘を溺愛しているつもりが怯えられてしまい結構ショックだった。凜と同じ黒髪青目。
原作では凜を殺した犯人として描かれていたが、のちに疑いが晴れる。
一宮冴
母親によってほぼほぼ軟禁状態だった子ども。白い髪に琥珀色の瞳。
継承者候補二位だけあって魔力量は多い。無邪気だが、世間知らずで無知。事件後は母親と別れ一宮の人間に保護されている。
原作では主人公を虐めるナルシストな悪役だった。
②世界観
ベースは日本。そこに身分制と龍と魔法をぶっこんだ感じの世界。
日本の世界と大きく違う点は、「王様」という存在がいること。
・原作
「桜の檻」という恋愛漫画。
その漫画では、かつて世界を荒らす一匹の龍が存在していた。一人の巫女が一本の剣それを封じ、六人の賢者が封じ込める鎖となった。
主人公はその巫女の末裔。凜を失った佳月と椿が、封じられた龍を使って世界を滅ぼそうとするのを止めようとするのが話の大きな流れ。
・檻人
六人の賢者の末裔。檻人の血が途絶えると封印が弱まるため、代々その家の魔力の強い人間に役目が継承されてきた。檻人の血が龍の力を抑え込んでいる。檻人の体にはどこかしらに檻人の証として桜の紋様が刻まれる。
檻人=当主であり、継承者は10歳以上で檻人の血が濃く魔力量の多いものから選ばれる。
現檻人の魔力が衰え始める50歳に至るまでに、それぞれの一族で継承者の選定が行われ、継承される仕組み。
なお、檻人を継いだ者がまだ当主業を十分にこなせる年齢ではない場合(基準としては成人となる前)は、前檻人が当主権を保持する。
・巫女の剣
檻人によって力を封じられた龍本体が眠っている剣。
極秘扱いであり、知っている人間は限られている。
・封印の解除
檻人の血を途絶えさせること。あるいは巫女の剣に檻人全員の血を一定量吸わせることで封印は解かれる。