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正体
それからは、急に仲が良くなり、毎日のメールが楽しみになっていた
─昔と重ねていたのもあり、私はもうその時には好きになっていたのかもしれない
─そして…
いつも通り、メールをしていたときだった
その悩みを会って話そうと提案してくれたので、計画していたとき
『…俺エッチしたいなぁ…』
…その文章を見て、身体が凍り付いた
とりあえず返信…
『…付き合ってもないのに?』
何とも曖昧な答え。
きっとこの時、「じゃあ付き合おう」ってゆう今考えると最低な返事を待っていたのかもしれない。
『友達としておれとヤって!お願い!これマジな頼み』
…失望した。
小学生のときから、下ネタが多いコだとは思っていたけど…
『…さすがにセフレはないって…』
怖ささえも感じたので、断った。
『…ごめん、忘れて』
その言葉から、いつものしょうちゃんに戻っていた
その日、初めてしょうちゃんの正体を見た気がした。




