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『置き配2』—私が頼んでいない荷物—  作者: 説人


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 ◆四日目◇

 ◆四日目◇


 警察に前日の荷物を預け、気を紛らわすように仕事に没頭した。

 二人体制の片割れ、アルバイトの子は夕方に上がっていた。

 このコンビニは夜勤までは一人体制で対応できるお客の流れだった。


 時計を見ると夜勤との交代の時間が迫っていた。


 常連の老人がレジへ来た。このお客も同じマンションの住人。

 何気ない挨拶と少しの雑談をし、レジ対応を済ませた。


 欲しい商品が切れていることを酷く残念がっていた。


 対応後、商品の前出しをして、交代の時間までを過ごした。

 なんとなく、セルフレジを見ると、お客が忘れていったのか、見たことのあるような箱がいつの間にか置いてあった。


 手に持って確認すると、差出人が自分になっていた。なぜこれがここにあるのか。

 いつも玄関前に置かれている置き配の箱と同じ物。


 違いは一つだけ。宛名が『警察』となっていた。


 いつから置いてあったのかは分からないが、店内には監視カメラがある。

 持田は夜勤と交代すると、箱は開けずにバックヤードで監視カメラの記録を確認した。

 一日中録画しているので、なかなか箱が置かれる様子は出てこなかった。


 やがて、最後の客である、常連の老人が画面に映った。


 箱が置かれた。


「犯人だ」


 なぜ、あの気の良い老人がこんなことをするのか……。画面の再生を止めて、箱を手にして見つめた。手紙の内容、商品が切れていて落ち込んでいた老人……。


 線が繋がった。


 静かなバックヤードにお客の来店を知らせるベルが鳴った。


 監視カメラを店内に切り替えると、そこに、あの大きな身体をした男性が映っていた。

 時計に目をやると、いつの間にか日を跨いでいた。



読んでいただきありがとうございました。


(全9話、完結まで予約投稿済みです)


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また、感想を頂けたら喜んで熟読します。


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