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籠の中の鳥

作者: 記紀

人間とは不思議なものだ


すぐ忘れていってしまうから


昔、自由を求めていたとしても


今は、奴隷となっている


私も奴隷になりかけている


いやもうなってしまったのだろうか


まるで籠の中に閉じこもってしまったかのように


いや私達人間はずっと籠の中に閉じこもっている


地球という大きな籠に


昔ならいざ知らず、今は文明が昔より発達しているから


宇宙にもいけるだろう


でも残念


地球という籠を今少しづつ砕いていっているけれど


今度は宇宙という地球より何万倍も何億倍も大きい籠がそこにあるのだ


結局、見えない籠の中で生活しているにすぎないのだ


心の中にも籠がある


学校にも


病院にも


道にも


記憶にも


様々な所に籠がある


でもこの籠は決して見えない


今、偉人と言われる人は


きっと、籠の鍵を開けてきたのだろう


皆ができないといって籠を作った


その籠の鍵を開けたのが


今、称えられている人なのかもしれない。


最初に奴隷といったが


我々は、小さな薄い板に奴隷にされているのだ


このことを和多志は忘れないと思う


和多志もいつか籠の鍵を開けていみたい

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