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Guardian`s   作者: Radical
8/22

No.2-2-闘い、怖い、鬼畜その2-

ドン。グシャッ!いてぇ!


「ヒュヒュヒュ………3度目だぜ………ヒュヒュヒュ。見ろよ灰色の世界……ステキ大陸だろ?」


「うーん。何度見てもキモいねー!」


「ん……ってことは二人とも何度か来てるの?」


「ヒュヒュヒュ。そんなとこだ。」


へー。すごいな。感動だぜ!


「にしても殺風景だな。此処がハンター発祥の地………?」


「まぁ、此処が最北端だからなんだけどね。南の方は自然があふれる世界さ。」


「ふーん。どうでもいいけど。」


「ヒュヒュヒュヒュ………ほれ、悪魔の巣に突入してんだ。さっさと準備しろ。」


え?いきなり?


「準備できてるよー。」


「ヒュヒュヒュヒュ………まずはルーキーの小手調べしたいんでな……さて、その辺のウジ虫共を消すぜ……」


「よーし!やっちゃうよー!」


よくわからんが、戦闘フラグだな!


なんかいい具合に中級っぽい魔物たちがいるし!


「ヒュヒュヒュ………さて、行くか。デス・ウェポン“ポイズンスモッグ”……!テメェらの命、毒でジワジワ削ってやるぜ。」


「よーし!僕も行くよー!アタックウェポン“フレイムウィンドウ”!」


フレイムウィンドウ、炎と風を練り合わせることで、お互いの弱点を補える。


属性に関しては研修で習ったのさ!


「俺も負けてられねぇ!“アトモス・ブレイク”!」


アトモス・ブレイク、キャノンの近距離型みたいなもんだが、威力はこっちの方が格段に高い。


大気でハンマーを作り上げてそれでぶっ潰すという、かなり分かりやすい技だが使いやすい技でもある。


一応お気に入りだ。


「ヒュヒュヒュ……やるねぇ。デス・ウェポン“パライズテイル”!悶絶しやがれぇ!ヒュヒュヒュ!」


パライズテイル、その名の通り麻痺毒のついた尻尾で攻撃するのだが、地中から生やすとは……


さすがジョーカー。ジョーカーはジワジワと責めるのが好きみたいだ。あいつらしい。


「んふふ、いいねいいね!アタックウェポン“イノリーボム”!爆発してくれよぅ!」


久弥はどちらかというと、万能型なのかな?まだよくわからないけど。


「ヒュヒュハハハハハ!二人とも下がれ、今から俺の独壇場だぜぇ………!一応純哉にもみせとかなきゃなぁ……!」


「ん?何が始まるんだ?」


「いいから離れなよ。そこに居ると、死ぬかもよ?」


ん?ってことは物凄い攻撃を始めるってことかな?


「ヒュハハハハハハハ!遊んでやるぜぇ!デス・ウェポン“ジャミングボム”!」


ん………?目眩………?


「ジャミングボムは怪音波で幻覚を作り出す攻撃なんだ。あまりに強烈だとそのまま死んじゃうけどね。」


んー………慣れてくると大丈夫………じゃないな。おとなしくしてよう。


「そろそろ止めをさすと思うよ。本当のジョーカーが見れる。」


そういった直後、ジョーカーの魔力が眼に見えるほど大きくなった。


「決めるぜ!ヒュヒュヒュ!アタックウェポン“オーバーナパーム”!四方八方焦土と化せ!」


音が消えた。かき消された。


もう、何がなんだかよくわからない。爆発が起きたのか、ただ燃え上がっただけなのか。


それがわからないほど大きな衝撃が耳をふさいでいたからだ。


「これがオーバーナパームの能力。標的とみなした相手の周りの酸素を激しく燃焼させる。


もちろん理科の実験でやるような簡単なものじゃないけどね。熱風は慣れると気持ちいいよ?」


何というむちゃくちゃな攻撃だ。


「ヒュヒュヒュ!死体だらけだぜぇ!んで純哉、お前強いじゃねぇか。ヒュヒュ、安心したぜぇ。」


「お、おう………」


でもさすがにこの強さは無い。まぁ相手が低級だったからなのかもしれないけどさ。


「さーて、こっから一番近い村は、モルアかな?」


「ヒュヒュヒュ………消えてなければそうだな。前に来た時は消えそうな雰囲気だったがなぁ………ヒュヒュ。」


「んー、とりあえず行ってみようぜ?行かなきゃ始まらんし。」


「そうだね、行ってみましょうか!」


「ヒュヒュヒュヒュ………」


とりあえず、モルア村を目指して出発する!


まだ二章目だが三章目からは

分けないで一気に投稿しよう。

長くなるだろうな。



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