No.2-1-二章、突入、腐敗-
すごい説教が来ると思ったら、がんばれよ的なこと言われて解散だった。
危なかったぜ。
「ヒュヒュヒュヒュ………まさか言うとは………ププッ………」
「何言ってんだ畜生が。テメェが言わせたんだろうが!」
「ヒュヒュヒュヒュ………俺ら友達だからな……ププッッ!」
「まぁまぁまぁ、やめなよ二人とも。仲間じゃないか(笑)!」
「どうしてもキュウが言うと笑ってるようにしか聞こえんぞ!」
「そう?気のせいだよ!」
「ヒュヒュヒュヒュ………さぁて、出発は明日だ。さっさと寝とけよ?ルーキーさん。」
そう諭され、俺は寝室に向かいすぐさま眠りに落ちた。
…………
……ジリリリリリリ
「………ん、朝か。今日出発だったよな。そういや………」
「ヒュヒュヒュヒュ………朝だぜルーキー……飯作ったぞ………ヒュヒュヒュ」
おぉ……ありが、ん?どうやって作ったの?まぁいいか!
「いただきまーす!」
「言っとくけど。その中には………ププッ………」
「ん?………ブゴァアアアアアアッルルドラヒドラシブッポルギャッビルパッピオッヤァアアア!」
「ケケケケケケケケケ………腐ったもので作ってやったぜ………ヒュヒュヒュ!」
ばかやろぉぉぉぉぉぉおおお!
「まぁ、緊張してなかったみたいだし、意味無かったか。ヒュヒュヒュ」
え……?ほぐそうとしてくれたの?うわーいいやつ。もっと違う事してくれりゃぁいいのに。
「さて………キュウも来たみたいだぜ………ヒュヒュヒュ」
「うぃーす。お、起きてるねー!やる気あるねー!ヘーイ!」
なんでこの人テンション高いんだろう。
「さて、総裁室行くぞ………ヒュヒュ」
──ブーン。ちなみにこのブーンは全部ワープ音ね。
「えー。君達3人はこれから死の大陸に赴くことになっている。通貨のことだが、光の大陸と闇の大陸にも
いけるようにしておいたので、そちらの銀行でお金をおろしたまえ。異様な位は入ってると思う。」
「「「うぃー!(……ヒュヒュ)」」」
ということで、死の大陸へ、ワープ!
もう疲れてきた。
やっと二章。笑える