表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Guardian`s   作者: Radical
5/22

No.1-5-飛び込み、縛り、鬼畜-

総裁室での束の間のひと時の後、俺は死に物狂いで戦闘モードに入った。


訓練用ウェポンである、【扉】に飛び込んだ。


扉は基本的な訓練から、応用まで何でもこなせる夢のような訓練用ウェポン。


そして扉内での時間経過は様々で、Lvが高くなるにつれて、時間経過が遅くなる。


ちなみに今回使用したAランク用の最も過酷な扉では


地球で1日が、扉内では半年分もある。


それを一週間続けた。つまり3年半、俺は修行を続けた。


そして今日、ついに最終訓練の日、この訓練を終えれば元の世界に戻れる。


「今日の訓練は………何だ?またSSSランクの魔物100匹とか、か?温いんだよね。そいつらじゃ。」


そう呟くと【最終訓練ヲ開始シマス】というログが表示された。


【最終訓練ハ、アナタ自身。今マデノ戦闘データヲ統合シ、常ニ魔力120%ノ状態デ挑ンデキマス】


【今回モ、バトルニ必須ナウェポンガ支給サレマス】


「ほう……。俺より強い俺ってことか。面白そうじゃねぇか。」


「コォォォォ……」


「俺はちゃんと喋れるはずだが……まぁいい。限界を超えてやるぜ“ハイドラ”」


ハイドラは空間操作による空気圧の棘で攻撃する技だ。


ハイドラをもろに受けて俺の影は吹っ飛んだ。


【チナミニ、分身ニダメージヲ与エルト、全テノダメージガフィードバックシマス】


「え?ちょおま……ぎぃぃぃぃぃやあぁああああああああああ!」


「コォォォォ……ヒールウェポン“天使の加護”……」


「ちょ……さすがに強いな……俺……」


鬼畜すぎる。つかチートじゃねぇの?どんだけ強いの?回復あり?ふざけんな。


どうやって勝てばいいんだろうか。こっちは回復縛り、あっちはフル回復あり。


まぁいいや。


「おkおkおkおk、俺の分身、キミは強い。いくぜ、デス・ウェポン“悪魔の誓い”」


これで、どちらかが先に死ぬ。しかも回復縛り。実際、生命力が常に奪われていくので、勝てる保証はないのだが。


「コォォォォ……デス・ウェポン“サンドラの呪い”………」


サンドラの呪い、使用者の魔力が標的の魔力より上回っている場合、強烈なダメージを与える。


逆の場合、使用者に強烈なダメージが入る。


現在、俺と俺(影)との魔力差は互角。ということは、能力発動無し。あぶねーあぶねー。


能力が発動してたらたぶん一撃死だった。さすが俺。


「さて……悪魔の誓いで大部消耗してきたし……賭けてみるか。」


悪魔の誓いを使用した時に考えたのだが、相手を一撃で倒せば、フィードバックなしなのでは?


というかそうでなくては困る。


「さーて、行くぜ。スキル!“アトモス・キャノン”!」


アトモス・キャノン。俺のスキルを改良して作ってみた技の一つ。


これもまた空間を操って大気と風の塊を飛ばす技。


俺の作った技の中で最強クラスの威力を誇るから大丈夫のはず。


「当たれやぁああああ!」


「グ、グォォオオオオ!」


なんだこの適当なやられ方。でも勝った!わーい勝った!訓練終了ゥゥゥゥゥゥウ!


【オツカレサマデシタ。コレニテ扉ヲ終了シマス。】


正直パクり感が否めない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ