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Guardian`s   作者: Radical
19/22

No.9後編-蟷螂、カマドウマ、蠅活躍-

「くぅ……ここまで馬鹿にされるのは初めてです……許さん……」


メラメラメラ。


俺は!


俺は!


僕は!


「「「お前を倒す!」」」


「いいでしょう!」


いやお前じゃなくて。


「アーマーウェポン“奴咲ヤツザキ”。行くぞ!」


なんかきたああああああ!


仮面が能面だから余計に怖い!


しかもなんか袖から巨大な刃が四枚ずつ出てきてるし!


ちなみに奴咲は


『非常に切れ味が高く、しかも軽い。一撃一撃に重みは無いが、致命傷を作りやすい武器』


らしいです。


「くそ……“ベルゼブブ”!」


「ふん……アーマーウェポン“鎌慟魔カマドウマ”!」


鎌慟魔。


鎌慟魔は体の一部に取り付けることのできる大鎌のウェポンだ。


奴は背中に付けて羽のようにしている。


「その醜いを蠅を八つ裂きにしてやろう。そぉれ!」


「ちっ……ベルゼブブ、円形に魔力のフィールドを作って居場所を固めろ!」


「命令すんじゃねぇギー!それくらいわかるギー!」


ドンッという大きな爆音の後、魔力が波を立てながら大きくなっていく。


「ふむ。これでは無暗に入れんな。ディフェンスウェポン“サブスティテュート”!」


サブスティテュート、一度だけどんな攻撃も防げる身代りを作るウェポン。


発動すれば相手の背後に強制的に回れるという便利ウェポン。


つまり、相手は魔力の壁を打ち破るのではなく、


そのまま残した状態で侵入しようとしている、が


「そうは問屋が卸さねぇ!ベル!集中砲火だ!」


「ギー!125連式アトミック・ボム!発射だギー!」


ベルの翅の部分から魔力の塊が目標に向けて飛びかかる。


さらに俺の方にも飛び交う。危ないが、これは勝負あっただろう。


「この程度で勝てると思ったかな?生憎、避けるのは得意でねぇ!」


何と、相手はウェポンも使わず体術だけで避けやがった。


何という男だ。


「どうした?まだ身代りは破れていないぞ?」


「ぶっ壊してやらぁ!ベル!あいつを壁ギリギリまで追い込め!」


「ギー!125連式アトミック・ボム!発射ギー!」


「ふむ。逆に移動しやすくなるかな。ほっほっ」


魔力の塊を蹴ることで移動している!


俊敏な奴め。だがこれでいい。


「ギー!パライズガス!ギギギギギー!」


「ちぃ!これでは飛び込めない!アタックウェポン“風鉄扇カゼテッセン”!風よ!舞い上がれ!」


「アトミック・ボム!ギギギー!」


「くそ!避けるしかない!」


そうだ。奴は避けるしかない。


今ここで身代りによる背後奇襲を行えば、蔓延しているガスの中に飛び込むことになる。


ちなみに術者である俺とベルにはこのガスは通用しない。


俺も嫌がらせに目覚めてきている。まぁどうでもいいが。


これでパターンは固めた。もうあいつは此処に飛び込めない。


いくら風でガスをどかしても、またガスが蔓延する。そしてそのうちこのエリア全体にガスが蔓延する。


そうすれば壁際に追い込まなくても終了だ。


一応ジョーカーとキュウにも効かないようにしている。


「くそ!くそ!」


「もう壁はすぐ後ろ、チェックメイトだ。“堕天”」


「なっ………!やめろぉ!やめろぉ!………とでも言うと思ったか?」


「なん……だと……?」


「今まで動き回って、ウェポンを仕掛けさせてもらいました。」


見ると周りには棘の様なものがいたる所に設置されている。


「チェックメイト!アタックウェポン“針億本”!飛び交え!」


俺が………チェックメイト……?


「馬鹿純哉!“オールディフェンス”!」


キュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!


ありがと大好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!


「ちっ………余計な真似を……私も限界ですかね……麻痺毒が体に回ってきました。」


結局俺達が勝った!


わーいわーい!

短かった。


あぁ短かった。


さて、No10で大陸編的なものは終わらせようかな。

そうなるとイフェメラと戦うのがいいのか、

それともカーラか。


どちらともか


どうなるんでしょうかねw

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