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N.N.N.  作者: セカンド
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ナクスの場合3

「そこまで言うのなら絶望の深淵を探しにいかないか?」

俺のこの一言に皆が唖然としているのが、気配で察しなくても顔を見ればわかった。

まぁそれも当然かもしれない。なにせさっきまでと言っていた事が180度違うわけだし。


「あんた・・・いつもやる気がなさそうで授業もまともに受けてなくてぐうたらのあんたが・・・」と紅陽。


「どうしちゃったんですか!!ナクスさん!?頭にウジでも沸いちゃったんですか!?」とルイフェランス。


「∑(‘◇’*)エェッ!?」と蒼双。


これはひどい・・・。ここまで言われるとは心外だ。俺はいつもそんなに駄目駄目な風に見られていたのか。


「そこまで言う事無いだろ、俺は今かなり傷ついたぞ」


「だって・・・あんまりにも意外だったから・・・」と言うルイフェランスさんの言葉に頷く姉妹。


確かに、俺は普段からこの学園でやる気があるところを微塵も出していない。

この一ヶ月間 俺は授業の時間ほとんどを睡眠に当てていた。

実技のテストは全くといっていいほど力を出していなし筆記テストもほとんど睡眠時間にしている。

成績はもちろん下の下だ。

というかはっきりいって最下位だった。

そういわれてみると俺は、ぐうたらなのか?

考え直すまでもなかった。


「ふむ、これは少し生活習慣を改善しなければならないようだな。」


今更気づいたのかと呆れ顔で見つめる三人。そんな目で俺を見るなぁあああああああああああ。


「正直言って悪いんだけど、足でまといよ」と辛辣な言葉を投げかけてきたのは紅陽。


「PKやPKK相手に守りきれる自身はない」とその妹。


どうすればいいのだろうか。ほんとは俺が絶望の深淵です。なんていったらどうなるか想像したくもない。

かといってこのままだと俺は何もできないただのお荷物と見なされ置いてかれてしまう。

ここは少し反撃してみることにしよう。


「そこまで言うんだったらお前らもPKやPKKと戦えるほど実力があるのか」

はっきり言っていつものパンチや薙刀による挨拶程度の攻撃ではこいつらがどれ程の使い手なのか計りきれていない。この姉妹の本当の実力を俺は知らない。ここらで少し確かめておくのも悪くないだろう。

四神の力というやつを。


「あら私達の実力を疑うっていうの?いい度胸ね」

自信満々だなぁおいっ。


「それだったら、私と姉さんで模擬戦をやる」

「ナイスアイディアよ、蒼双それでいこうっ」

「それで実力がわかるものなんですか?」とルイフェランス。

模擬戦は実力を計るにちょうどいい。スキルの熟練度。ステータスの高さ。プレイヤースキル等等一気に確認することができる。という説明にルイフェランスは納得してくれたようだ。


「それじゃあ、闘技訓練場までいくとするか」俺の声は四神姉妹の闘舞が見られるということで柄にも無く弾んでいた。


最近オンラインゲームができない環境になって少しつらいです・・・

でも受験生も間近だしねっ勉強しないとだよねっ

でも小説書いてるってあれ・・・?


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