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お姉さま?が行く新たなる終末  作者: 雨天決行
2/2

混乱

開いてくれてありがとうございます!

よし。いや、よしではないが取り合えず、確認をしよう。

一つ目、あれはいたずらではない。

二つ目、いま、この場所は、変人でもない限りサバイバーの千人中千人が殺してでも奪おうとしてくる。完璧なセーフハウス

三つ目、装備だってこの状況だと完璧といえる。

うん、我ながらよく一人でここまで完璧な安全を築けたな。

で、ここからが大事。

四つ目、『システムの構築が~~』と聞こえてから一時間。なんっっっっも変化なし!!{突然の怒り}

白昼夢でも見たのか?となるくらいなんっっっも変化なし!近くのマンションの屋上に行って周囲を警戒していたが変わったこと、なし!雑魚を狩って前に狩った奴と比べても、変化、なし!

空耳かなあ。と落ち込んでセーフハウスに戻ったのがさっきまでの行動。

空耳かー不謹慎だけど最近暇だもんなーと思いつつ。普段来ている動きやすい服装に着替えながら自分を納得させる。こういうのも終末では結構大事だ。着替え終わってお茶を飲みつつ、椅子に座って落ち込んでいると


『システムサポートを開始します』


という声が聞こえてきた。思わず「へ?」と声が出てしまったよ。うん、びっくりした。反射的に近くのマチェットを持つくらいにはびっくりした。でもやばいのは次だ。空中に青色の、いわゆるホログラムウィンドウが現れる。書かれてあるのは以下のとうり


朝霧拓也 アサギリタクヤ

三十四歳 男 日本生まれ O型


ドッグタグ?と思ってしまったのもやむなし。困惑していると隣に長いこと見ていなかった自分の体が3Dで映し出される。コンプレックスなつるぺたお姉さんな体はあまり変わっていないようだ。顔に関してはどこか眠たげな髪の短いお姉さんといった感じ。

色々と記憶と違うところがあるけれど言われてみれば確かにと、いった感じはする。

俺だなーと困惑でいっぱいの頭を強制的に働かせながら考える。このスキルもかなり大事だ。

すると突然 『ピコンッ 』と軽快な音で、俺の心を読んだのかはたまたタイミングがいいのか「これはあなたですか?YES/NO」と新しくホログ・・・ウィンドウでいいか、が現れる。

いまだあまり働かない頭でぽけーとしていたおれはとりあえず自分の顔をつねる。

・・・夢ではないようだ。

・・とりあえずお茶を飲んで落ち着こう。

読んでくれてありがとうございます!


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